東和精機 従業員からの情報発信 145回
東和精機 従業員からの情報発信 第145回です。
今回は、人間学研究会、安全教育、職場環境改善等の話題をお伝えします。
 人間学研究会
毎月人間学研究会を行っています。

致知出版社の月刊誌「致知」の中から社長がトピックを2つ選定し、それについて各自感想文を書いてきます。

当日、3~4名の班に分かれ、班ごとに書いてきた感想文を読み合い、コメントしていきます。

全員が終わったところで、各班の代表者が全員の前でもう一度感想文を読み、最後に社長が全体の総評します。

今回のトピックは
 ★出光佐三がめざしたもの

出光興産を一代で大手の石油会社に築き上げる一方、人間尊重、大家族主義という独自の経営方針を貫いた出光佐三。佐三の九十五年の人生を辿ると、そこには大経営者という枠では収まりきらない人間的なスケールの大きさが見えてくる。敗戦のどん底の中で「愚痴をやめよ」と訓示し、千人の従業員を一人も解雇することなく守り通した逸話からもそれを知ることができる。佐三を敬愛する小中一貫校「志明館」館長・山口秀範氏、文芸批評家の新保祐司氏に、佐三の歩みを辿りつつ、そのめざしたものは何かを語り合っていただいた。

「日本人にかえれ」というのが出光さんがめざしたものだと私は思います。敗戦後2日目の訓示で出光さんは「世界無比の3,000年の歴史を見なおせ」と言っています。日本人はそれだけのものを背負ってきているわけだから、そこにかえっていかなくてはいけない。
山口秀範氏

小中一貫校「志明館」館長


大学を出て一丁稚として働き個人商店を開く、世界の圧力に屈せず日章丸をイランに向かわせて取り引きを成功させる、戦後、1,000人の従業員を一人も解雇しない。出光さんがやってきたことはすべて侠客(きょうかく)そのものです。
新保祐司氏
文芸批評家

★QRコード・顔認証 世界標準はかくして生まれた

ここに現代社会に欠かせない技術を生み出した2人の日本人技術者がいる。大容量の情報を迅速かつ正確に読み取ることができる二次元コード「QRコード」を開発した原 昌宏氏(写真左)。生体認証の分野では後発だったNECの顔認証技術を世界一の認証精度へと押し上げた今岡 仁氏(写真右)。世界標準の開発に至る道のりは決して一路順風ではなかったというが、いかにして苦境を乗り越え道を切り開いてきたのか。両氏の挑戦の軌跡、人生・仕事の流儀について語り合っていただいた。

人間は夢を持っているからこそ様々なことにチャレンジできます。
目標を究極の高いレベルに置いて追求していく姿勢が思いがけない進化、ブレイクスルーに繋がる。
原 昌宏氏

デンソーウェーブ エッジプロダクト事業部主席技師

「人間万事塞翁が馬」という言葉があるように、晴れの日も雨の日も一喜一憂するのではなく、泥臭く挑戦と失敗を繰り返す。
その積み重ねの先に、自分自身の武器が磨かれていく。
今岡 仁氏
NECフェロー

 参加者の感想
 ★出光佐三さんについての記事を読んで私は、「人を大切にすること」「自分から行動すること」がとても大切だと思いました。
特に印象に残ったのは、戦争が終わった後、会社がとても大変な状況だったにもかかわらず約1,000人の社員を一人も解雇しなかったことです。出光さんは社員を家族のように考えていました。「会社が大変だから社員をやめさせる」のではなく、社員と一緒に困難を乗り越えようとしたところがすごいと思いました。
また、出光さんの「愚痴をやめよ」という言葉も心に残りました。大変なときに文句を言うことは簡単ですが、それだけでは何も変わりません。大変なときこそ、前を向いて自分にできることを考えて行動することが大切だと学びました。
私もこれから仕事をするとき、周りの人を大切にし、困ったときはお互いに助け合える人になりたいと思いました。
出光佐三さんの生き方から、仕事だけでなく、人として大切なことを学ぶことができました。

★今回のトピックより、やるべきことを怠らないことの大切さを改めて学びました。
トピック内にて、QRコードや顔認証の開発について苦労されたことなど様々なことを話されていました。
その中でも印象に残ったことは、QRコードにしても顔認証にしても途方のない数のデータ取りを行っていたことです。
私自身は、ソフトウェアの方だけでできるようにしていたと思っていましたが、そうではなく、地道にデータ取りを行い、それらを比較、検証する、これらを何度も繰り返した果てにできていたことには驚かされました。
また、今岡氏の言葉の中で世界で勝ち続けるために心がけたことの1つでやるべきことを怠らない、とあげられており、本当にデータ取りなど、地道な作業を大切にしているのだと感じました。
私自身、このような地道な作業を何度も繰り返していると、これくらいならやらなくても良いだろうと思ってしまい、やるべきことを怠ってしまったため、不具合がでてしまった経験があります。
そのため今一度、今岡氏のように地道なことでも怠らず、目の前の仕事に向き合い不具合などを1つでも減らせるようにしていきたいと思います。

 仲間の発表を聞いて気付いたこと
★現場主義に徹する。

★現場には改善すべきことがたくさんある。設計にしても自身が設計したものを実際に組付けしているのを見て、組付けしやすい設計ができているか確認する。

★地道にコツコツと積み上げる。
   
   
 安全教育
 月に1回安全教育を行っています。
今月は、
 1.「ハンドリフトの車輪が右足に当たり受傷」

<発生状況>
冬期連休工事で塗装工程脱臭装置の蓄熱材交換するため事前準備として材料を搬入していた。
8:00 朝礼、KY、TBM実施
8:15 作業開始 蓄熱材5箱(700kg/箱)をユニック使用し、トラック荷台より荷下ろし
9:30 場内へ搬入開始 ハンドリフトに蓄熱材を載せ、受傷者がハンドルを持ち補助者2名が後方から押す3人体制で運搬
10:30頃 4箱目の蓄熱材を運搬中にハンドリフトのタイヤが受傷者の右足に当たり受傷


<補足>
①受傷者が左にハンドルを切る際、ハンドルを起こしたため車輪と体の位置が近くなった。
②作業責任者は監視業務に専念していたが、後方にいたため、状況が把握できていなかった。
③塗装工場の通路幅を考慮しハンドリフトでの運搬とした。
④後方の作業者と受傷者のタイミングが合わなかった。
⑤安全靴を履いていたが先芯のない部分に当たった。

<原因>
意思疎通ができていなかったこと。
鉄芯がない安全靴を履いていたから。

 2.「鍛造プレス機の整備品をバイスから下ろそうとして指を万力との間で挟む」

<発生状況>
14:30 休憩後のTBM実施
15:00 ボルトを外すため、ダイリフターを盤木に乗せバイスでクランプした。
15:08 作業後、ダイリフターを下ろそうとバイスを緩め両手でダイリフターを持ったところ、盤木に乗ったダイリフターが回転しズレた。
咄嗟に支えようとしたら、右手人差し指がキー溝に入りバイスとの間で挟まれた。


<補足>
①正規の作業は、治具で固定し作業台上で行う手順であったが、やり難いため自己判断でバイスに固定して行っていた。
②当該作業は一人作業

<原因>
手順通りに作業をしていなかったから。
 参加者の感想
★今回の事例を通して、作業手順を守ることの大切さを学びました。これからは、作業前に危険を確認し、安全を意識して作業したいと思います。

★多人数での作業は互いに声掛け合図を徹底し、作業手順ルール通りに行い、重量物は1人作業せず、安全作業に取り組みます。

★作業手順を守ることが安全作業にはとても重要なことだと思います。
   
 技能検定合格
機械加工グループの社員が、技能検定「マシニング3級」に
見事合格しました。

合格した社員は、日本語能力試験N1を取得しているほか、
技能検定ではフライス盤1級にも合格しています。

そして半年ほど前には、運転免許証を取得するなど、
仕事に限らず、さまざまなことに挑戦し続けています。

「学ぶ」「技術を身につける」「挑戦する」
その姿勢は、周りの社員にとっても良い刺激となっています。


取得した資格の知識や技能は日々の業務にも生かされており、
着実な技術力の向上につながっています。


これからも社員一人ひとりの挑戦と成長で
「キラリとひかるものづくり」につなげていきます。
 
 職場環境改善
1.掃除機
事務所に置いている掃除機を新しくしました。

新しい掃除機は、見た目とてもカラフル。事務所に置いてあるだけで、なんだか気分も明るくなります。

もちろん、見た目だけではありません。気になるゴミもしっかり吸い取ってくれます。

新しい掃除機が加わると、いつもの掃除も楽しくなります。
   Before   After
   
 2.屋外休憩所排水工事
屋外休憩所の排水工事を行いました。
今回の工事では排水設備を整え、以前よりも水はけのよい環境になり水がスムーズに流れるようにしました。

工事期間中は雨の日が続きましたが、今回も野々山木材さん、サカン元建設さんが丁寧に施工してくださいました。
ありがとうございました。

屋外休憩所は、社員が休憩時間にリフレッシュしたり、気分転換をしたりする大切なスペースです。
これまで以上に快適な場所になりました。
 Before  After
   
   
 3.通信機器設置台
先月に引き続き、今月も社内で使用している通信機器の設置台を制作しました。

今回も先月と同じ組立グループの社員が、実際の設置場所や機器を採寸、設計し、不要になった材料を活用して、
見事に設置台を完成させました。


業務の合間に採寸から設計、そして制作までを行い、幅広いことができる社員の技術力に感謝です。

これからも自分たちの職場を自分たちの技術で、より安全で快適にしていき、気持ちよく働ける会社をつくっていきたいと思います。

 Before  After
   
   
 4.エアコンのリモコン交換
ミーティングルームに設置しているエアコンのリモコンの調子が悪くなったため、交換しました。

壁に設置されているリモコンをシンエイ冷熱さんに交換していただき、交換後はエアコンが正常に稼働することを確認して
作業完了です。


シンエイ冷熱さん、ありがとうございます。
   
5.雨漏り補修
工場の雨漏りの補修を行いました。

第一工場と第二工場の間に雨漏りが見られるようになったため、野々山木材さんに補修してもらいました。

これからも、建物や設備をこまめに手入れしながら、気持ちよく働ける環境づくりを続けていきたいと思います。

野々山木材さん、ありがとうございます。