東和精機 従業員からの情報発信 第129回
東和精機 従業員からの情報発信 第129回です。
今回は人間学研究会、花の開花、安全教育、職場環境改善等の話題をお伝えします。
人間学研究会
毎月人間学研究会を行っています。

致知出版社の月刊誌「致知」の中から社長がトピックを2つ選定し、それについて各自感想文を
書いてきます。

当日、3~4名の班に分かれ、班ごとに書いてきた感想文を読み合い、コメントしていきます。

全員が終わったところで、各班の代表者が全員の前でもう一度感想文を読み、
最後に社長が全体の総評します。

今回のトピックは
 
病がひらいてくれた人生
 米澤佐枝子氏(あなたと健康料理教室 主任講師)と 栗生隆子氏(発酵生活研究家) 対談

 
「病がまた一つの世界をひらいてくれた桃咲く」。
詩人の坂村真民さんは、重い病の苦しみを経て、新たな心境に至った歓びをこう綴った。
 3人の子を抱え30代で突然の余命宣告を受けるも奇跡的に快復し、師に学んだ料理指南を続ける、米澤佐枝子さん。
 14歳から20年も原因不明の不調に悩まされ、日本古来の発酵が持つ力に目覚めた、
栗生隆子さん。
お二人は病の体験から得られえた貴重な気づき、現在に至るまでの歩みについて
深く語り合っています。

「寿命は人には分からない。決められないなって本当に思う。病気にも年齢にもとらわれず、
いま、やれることをやることが大事なんです」 米澤氏
「人生を精いっぱい生きるというのは、病気でも怪我でも、何があってもあるがままに自分を受け入れてその自分を生き切るということだなといましみじみ感じます」 栗生氏


 
我が闘いは終わらず——
アジアの子どもたちのために無償の医療活動を
続けて30年

 吉岡秀人氏(特定非営利活動法人ジャパンハート創設者/小児外科医)
 
医療が十分に行き届いていないアジアの貧困地域で、無償の医療活動を30年続ける
日本人医師がいる、吉岡秀人氏。
国際医療NGO「ジャパンハート」を率い、貧しい子どもたちの命と心に光を灯している。
氏を突き動かすものは一体何か。
これまでの苦難の道のりを振り返っていただき、初志貫徹する秘訣に迫った。

   
 
  参加者の感想

★健康でいられることは、何物にも代えがたいものであるということを改めて考えさせられました。トピック内において米澤氏も栗生氏もがんだったり、
中毒だったりと病に苦しめられておられました。
しかし、2人ともそこから回復し、現在にそれぞれの活動をなさって、回復するにあたって2人とも「食」に関してとても重要視し、血を川に例えて、
健康でいる為には、全身の川の流れをよくすることが大事。
自分も健康によさそうなものを漠然としたイメージで買って食べているだけであると思い返して気づきました。
健康でいるためにも全身の川の流れをよくする食べ物を調べて、それを食べることから始めていきたいと思います。

★まず感じたことは、吉岡氏の「与えられた環境の中で最善を尽くす」事が自分の使命であると吉岡氏が思い至ったことです。
吉岡氏は、当初、劣悪な環境での手術を感染のリスクを考慮して断りましたが、スタッフの言葉で、自分の使命に思い至りました。
自分の仕事に置き換えても「~だからできない」と実行に移す前からあきらめる、逃げるばかりです。吉岡氏の勇気をもって一歩前進すれば道は開ける。
とのことですが、自分はその一歩を踏み出すことが出来ないと思いました。
また吉岡氏は、再現性のある仕組みが欠かせない、と述べています。自分の仕事でも再現性のある仕組みがあるにもかかわらず、同じミスを
繰り返してしまうことが多く、その原因は忙しいからと修正を後回しにしてしまい、きちんと反映されていないからです。
まずは、最善を尽くし、やるべきことを行っていきたいです。


 仲間の発表を聞いて気付いたこと
★これはできないとあきらめるのではなく、「よしやってみる」と一歩をふみだすことをやっていく事。心と体のバランスを気をつける。

★与えられた環境の中で最善を尽くす。できない理由を考えるのではなく、できるにはどうしたら良いかを考える。
できるかできないかではなく、やるかやらないか。生活を丁寧にする。体を温める。冷やさない。

   
 花の開花
今年も「なんじゃもんじゃ」の木に白色の小さな花がたくさん咲きました。  
   
安全教育
月に1回全社員で安全教育を行っています。

①「手持ちのグラインダーの砥石が手に当たり受傷」
    発生状況:パレットの製作において、鉄のフラットバーの面取りを左手にワーク、右手にグラインダーを持ち研削中にスカを食い、
           添え手の左手拇指に、回転中のグラインダーの砥石が当たり受傷。
           革手袋を着用。動力源はエアー。ワーク寸法は、L:700、W:50、H5
    原因:両手で使用する道具を片手で使用していたこと。
        グラインダーのサイドハンドルを外していたこと。

 ②「ドアクローザーが故障していた扉に腕を挟まれ受傷」
    発生状況:更衣室の木製のドアを開け、ストッパーを掛け扉を固定した。
           更衣室に上がるため、扉枠を持って靴を脱いでいる時にストッパーが外れて扉が閉まり、右腕を挟まれた。
           ドアクローザーは油が抜けており修理依頼中。

    原因:ドアクローザーが故障し、修理依頼中を周知していなかったこと。
        扉に挟まれるリスクを予測していなかったこと。

 2つの災害事例の中から当社でも起こりうる注意すべき内容の事例を選び、事故対策を話し合います。

 
参加者の感想

 
・回転する工具は、あっという間に大ケガをするので、気を抜かないようにする。

 
・日常的な作業や簡単な対応だと感じる場面でも、わずかな注意や対応の遅れが人的被害に直結している。

 
・「故障中」、「修理中」など誰が見ても分かるように表示しておく。

 
      
職場環境改善
1.社用車駐車場の塗装を一新しました

社用車の駐車場の塗装の劣化と、雨天時の滑りやすさ、「社員が滑ってケガをしては大変だ」という社長の判断から、エンコーポレーションさんに施工を依頼してくれました。

おかげさまで、駐車場は、滑りにくくきれいになりました。

エンコーポレーションさん、ありがとうございました。

       
2.倉庫修繕ー安全になりましたー 

組立グループを中心に倉庫内の棚や資材を全て移動させ、掃除を行い、土台部分のブロックが一部破損していたので、補修していただきました。

何もない倉庫は、驚くほど広々していました。

破損部分を補修し、安全性が確保されました。

サカン元建設さん、ありがとうございました。


現在、倉庫内の塗装工事を実施しています。工事完了しましたらビフォーアフターの写真とともにお知らせしたいと思います。

       
       
Before   After
   
2.「チリ一つない職場から、きらりと光るものづくりを」— 全社員で取り組む環境整備

会社敷地内外、工場内を社員全員で掃除しました。

私たちの清掃活動は、「ものづくりの原点」として、社員全員が真剣に取り組んでいる活動の一つです。

工場内では社員たちが均等に広がり、外側から「チリ一つ残さない」ことを目指して、細かなごみやホコリを見逃さず、中央にほうきで集めていきます。
普段なかなか手が届かない場所や機械の裏側までしっかりとチェックし、職場の“空気”そのものを整える時間でもあります。

「きれいな職場からでしか、良い製品は生まれない」と信じているからです。
清掃を通じて、社員一人ひとりの意識が変わり、些細な変化に気づきやすくなり、生産性と安全性が向上し、製品の品質へ直結すると考えています。

清掃を終えたあとの工場には、清々しい空気が漂っていました。

これからも私たちは、「チリ一つない職場づくり」を目指していきます。

       
       
   

 掃除終了時に社長が社員全員にジュースを1本づつごちそうしてくれました。

 社長、ありがとうございます。

                                                              
3.女子トイレ前に掃除道具フックを設置しました

女子トイレ前の壁に掃除道具用のフックを設置しました。

フックを設けたことで、モップやほうきがスッキリ収納できるようになり、使いやすくなりました。

一つ一つの改善が、より快適で働きやすい職場づくりになっていきます。

野々山木材さん、ありがとうございます。
   
 Before  After
   
 4.駐車場の車止めを補修しました

不安定になっていた車止めを修繕しました。

安定した状態に復旧し、安心して駐車できる環境になりました。

野々山木材さん、夏日の中での作業、ありがとうございます。
   
Before   After
 5.休憩所の側溝をきれいにしました
休憩所の側溝の清掃を石川管工さんにお願いしました。

高圧洗浄機を使用し、溜まっていた泥や汚れ、詰まりの原因をしっかり除去していただき、側溝が見違えるほどきれいになりました。
また、普段使用している床上洗浄機の排水や洗濯機の排水が流れ込む浄化槽の泥も全て取り除いてもらいました。

雨天時の排水機能を維持するため、定期的なメンテナンスはとても大切です。
これから梅雨に向けて万全の備えができました。

石川管工さん、ありがとうございました。

   
Before   After