東和精機 従業員からの情報発信 第116回
東和精機 従業員からの情報発信 第116回です。
今回は、安全教育、人間学研究会職場環境改善、野菜栽培についてお伝えします。

安全教育
当社では毎月第3木曜に全社員を対象に安全教育を行っています。
当番になった人が、
災害事例の中から、当社でも起こりうる注意すべき内容の事例を選び、全員の前で発表し、事故対策を考えます。
 2023年9月21日(木)10時15分よりミーティングルームにて、当月担当の安藤さん・渡辺さんにより9月度の安全教育を行いました。
災害事例の発表と参加者の感想をお伝えします。
  ★災害事例 「倒れかけた高圧ポンプ(229㎏)を支えようとして指を柱に挟み受傷」
〇内容・状況
  1.作業員4人でトラックから荷下ろし後、平台者でポンプを取付位置まで運搬
  2.取付アンカーの位置出し実施
  3.アンカー用の下穴開ける為4人で移動し一人で下穴作業開始
  4.下穴開ける際、埋設アングルにドリルが当たり作業中断
  5.再度アンカーの位置出しの為、一人でポンプを半回転させながら移動させていたら、ポンプが倒れそうになり
   咄嗟に左手でささえようとしたら小屋の支柱とポンプの間で挟み受傷。

〇原因
 ポンプ位置変更を作業責任者に報告したが、指示を待たずに一人で作業を開始してしまった。
 つまり、ルールどおりにしていなかったことが原因
 〇対策
 ・必ず作業責任者の指示により作業を行う。
 ・変化点が発生した時は必ず作業責任者へ報告する。
参加者の感想
 
重量物を扱っているので個人行動はしない。報告し指示を待つ。
   作責はあいまいな指示をしない事。

人間学研究会
 毎月月末の金曜日に人間学研究会があります。致知出版社の月刊誌「致知」の中から社長がトピックを2つ選定し、それについて各自感想文を書いてきます。

当日は45名の班に分かれ、書いてきた感想文をそのうちの一名が読み、そのことについて班の全員が一人ずつコメントします。次にまた別の人が感想文を読み同様に全員が一人づつコメントをして行きます。

 全員が終わったところで、本日一番良かった感想文の人をリーダーが選び、その人が全員の前でもう一度自分の感想文を発表し、最後に社長が全体の総評をします。

2023.9.29(金) 10月号特集
 「出逢いの人間学」
    かくて掃除道は始まった
 30年、歴史をつくって、なお歩まん 
      日本を美しくする会 田中義人氏、 利 哲雄氏、縄田良作氏  対談

 鍵山秀三郎氏が立ち上げた「日本を美しくする会」が今年三十周年を迎えます。
日々掃除の実践に務める御三方から、三十年の歩みを回顧していただきました。掃除によって荒れた学校、企業、地域が蘇えった事例から「凡事徹底」の大切さを学びました。

鍵山氏は地道でも掃除を続けていくことで世の中は変わってゆくはずとおっしゃっていて「人に喜んでもらう為に時間とお金を使って欲しい」とよくいわれたそうです。外に思いを向けることで無限の人間関係が生まれてくると思います。
   ★参加者の声1★
「おかしいな」と思う気づきを大切にする。
長年掃除を続ける事の意義として田中氏は「人は無意識のうちに環境の影響を受ける」

人に喜ばれる環境をつくる事は相手を生かして行く事であり、同時に自分も生かされて行く事になる。その意味で掃除は自分の身近な環境を良くしていく事で、周りとの善循環を整え人生を拓いていく事にも繋がる。掃除は豊かな心を育むもの、といわれています。

掃除をすると気になる事が「おかしいな」と感じる事が多くなると思います。「おかしいな」と感じる気づきを忘れないように、目配り、気配り、心配り、で掃除を続けいて行きたいと思います


    ★参加者の声2★
今回のトピックにより、手元にあるものすべてを生かすことにより道は拓けていくのだという事を学びました。
トピック内において田中氏は売上がどんどん落ち込んでいく中で、掃除を通していま持っている経営資源を活かし切っているのかを考えるようになったと述べています。

また、どれだけ恵まれた環境であってもこの資産をないがしろにしていては、会社も家も衰退してしまいます。とも述べていました。

私も田中氏ほど多くのものが、手元にあるわけではありませんが、ないからとあきらめないで、今あるものでどうにかできないか、考えながら仕事を行い、自身の成長につなげて行きたいと思いました。

 
   
発表 石川さん
 
発表 寺沢さん

職場環境改善
 職場環境改善として、今回は英文のホームページサイト開設、倫理研究所より「倫理17000認定証」受領、天井クレーンの点検、大型フォークリフト積込み作業についてお伝えします
英文ホームページ開設
 

英文のホームページサイトを作成しました。

 
 倫理研究所より「倫理17000認定証」受領
 倫理研究所より「倫理17000認定証」を頂きました。約7万社あるうちの約300数十社に現在与えられている資格で大変名誉なことです。
 
 天井クレーン点検
 

工場にある天井走行クレーンは法令に基づき月に1回と1年に1回点検を行っています。組立や機械加工作業において重量物を扱うことも多くクレーンは必要不可欠なため、この点検のおかげで日々の業務で支障なく使用できています。

   
   
 出荷時の大型設備の場合の大型フォークリフト積込み作業★

お客様によってワークのサイズが異なるので設備のサイズも様々あります。大型の設備は工場にあるクレーンやフォークリフトでは持ち上げられないので、出荷時に大型のフォークリフトを手配して積込作業を行っています。

     
野菜栽培
2023年4月、社内の堆肥場を耕してゴーヤの種を撒きました
野菜は無農薬栽培で化学肥料は使わない事としますので、肥料は落ち葉を燃やしたものや生ごみを埋めたものだけとなります。
そこへ昨年実ったゴーヤからとっておいた種を植えました。

9月ゴーヤの実もほとんど終わってしまいました。最後は来年用にそのままにして種が下に落ちるままにしました。
今年の収穫は全部で62本で昨年よりかなり少なかったのが残念でした。来年に期待したいと思います。


9.14

ゴーヤの実から種が落ちてます。