+

東和精機 従業員からの情報発信 第106回
東和精機 従業員からの情報発信 第106回です。
今回は、インドからのお客様来訪、安全教育、職場環境改善、人間学研究会、10月度農作業のまとめについてお伝えします。

インドからのお客様来訪
2022年11月14日(月) コロナ禍で海外のお客様が見えるのは約3年ぶりでしたが、本日インドの商社(Proteck Machinery殿)の方3名が来訪されました。
 
インドの国旗
 


安全教育
当社では毎月第3木曜に全社員を対象に安全教育を行っています。
当番になった人が、災害事例の中から、当社でも起こりうる注意すべき内容の事例を選び、全員の前で発表し、事故対策を考えます。
 2022年11月17日(木)10時15分よりミーティングルームにて、当月担当の三島さん・安藤さんにより11月度の安全教育を行いました。
災害事例2例の発表と参加者の感想をお伝えします。
 災害事例①  熱処理炉の循環ファンの点検時に、プーリーとベルト間に右手小指を挟み受傷
 【発生状況】 作責1,作業者2の計三名で作業、工事責任者が見に来た。
         ファンを手で回転させようとしてベルトを手のひらで抑えながら回転させた。
         慣れた作業だからと油断した。
 →どの作業でも危険が伴うと思い、安全に注意して作業する。
 →慣れた作業ほど無意識になりやすい。
 ●作責、工事責任者は直接作業に関与しない。部下がやれるようにサポートする。
 災害事例②  ステンレス板を床からはがす際、勢い余って角が手首に接触した。
 【発生状況】 床に貼ってあったステンレス板を剥がす時、一気に剥がれ勢いがつき板の角が右手首に当たった。
 →ボルトを締める時、特に狭い所では注意
 →ボルトを締める時も注意
 
  ★参加者の感想① ★  
 慣れた作業ほど大丈夫だろうと注意力が散漫になりやすく、ミスが発生する可能性がある事を忘れずに行動する事を心掛けたいと思います。(渡辺)

★参加者の感想② ★  
 一人で行う作業と複数で行う作業では心掛けることは異なる事を理解して、慣れている作業でも慢心せず安全作業を心掛けたいと思いました。
 そして自分の加わっていない作業には安易に手を出さずケガの元になるような事は避たいと思います。(生川)
 
三島さん発表中
 


職場環境改善
職場環境改善として、今回は事務所玄関ベランダ漏水補修についてお伝えします
 事務所のベランダに漏水があり、壁と塗装の間に水が溜まってしまうので補修をしました。
フェンスの継ぎ目の隙間を塞いで下に穴を開けること、フェンス取付け部防水施工で雨水を遮断するように施工しました。
今後は左の写真のように水が溜まり、膨れることが無くなるはずです。
 
修理前
 

フェンス継ぎ目 隙間塞ぎ 下穴開け

フェンス取付け部 防水施工


人間学研究会
毎月月末の金曜日に人間学研究会があります。致知出版社の月刊誌「致知」の中から社長がトピックを二つ選定し、それについて各自感想文を書いてきます。
当日は4~5名の班に分かれ、班のリーダーを決めた後、書いてきた感想文をそのうちの一名が読み、そのことについて班の全員が一人づつコメントします。次にまた、別の人が感想文を読み同様に一人づつコメントして行きます。

全員が終わったところで、本日一番良かった感想文の人を各班のリーダーが選び、その人が全員の前でもう一度自分の感想文を発表し、最後に社長が全体の講評をします。
 202211.25(金) 


 12月号特集 
  追悼 稲盛和夫

 稲盛和夫氏が令和4年8月24日亡くなられました。享年90才。

稲盛氏は京セラを創業し一代で1兆円を越す世界的企業に育て上げ、さらに52才の時に創業した第二電電はKDDIとなり、現在5兆円を越すマンモス企業となりました。

それだけにとどまらず 2兆3000億円の負債を負って倒産した日本航空の再建を託され会長に就任したのは78才の時でした。
就任後2年8ヶ月で日本航空の再上場を果たしました。


平成30年致知のインタビューで「86年歩んでこられて、人生で一番大事なものは何だと思われますか」と質問された時、氏はこう答えられた。
「一つはどんな環境にいても真面目に一所懸命に生きること。自分が自分を一つだけ褒めるとすれば、どんな逆境であろうと不平不満を言わず、慢心せず、今目の前に与えられた仕事に、それがどんな些細な仕事でも、全身全霊で打ち込み努力して来た事。もう一つは、利他の心。皆を幸せにしてあげたいと強く意識し、生きていくこと」
★学んだ事・感じた事①★

〇善きことを思い、善きことを実行する

80才を前に倒産した日本航空の劇的な再建を果たした稲盛さん。すごいパワーを感じます。再建を果たす事が出来たのは、「善きこと」をなそうという純粋な私の心があったのではと思える様になって来ました。最近では「自分の力ではなかった。神様いや宇宙が私の善き思いに対して応えてくれた」と思って手を合わせて、宇宙または神に感謝をして床につく毎日との事。

善きことを思い、善きことを実行すれば、運命は善き方向へと変える事が出来る事を教えられました。

愚痴や不平不満を言わず、利他の心、他に善かれしとなる様に思い、行動する事が大切だと思います。それが善き人生に繋がっていくと思います。今、何不自由なく生活出来ている事に感謝するとともに、小さなことでもいいから善きことを思い少しでも純粋な心に近づく様、努力したいと思いました。
     
  ★学んだ事・感じた事②★

〇運命という縦糸と「因果の法則」という横糸

稲盛さんが若いころ経営に悩んだ時、安岡正篤氏の『立命の書「陰騭録を読む」』に出会ったことで、善きことを思い、善きことを実行する人生を送っていこうと思ったとあります。



「陰騭録」は中国の袁了凡の書で、「人生の中で運命に従って生きていくけれども、その節々で善きことを思い、善きことを実行すれば運命はいい方向に変わっていく」と禅寺で老師に教わったことを、奥さんと一緒にどんな小さなことでも少しでも善きことを思い実行し、表に〇×をつけて行ったとあります。
そして自分の心を少しでも純粋な美しい心に変えていくようにすれば、自然を味方につけ自分自身の人生を素晴らしいものへと好転させていけるとあります。

自分自身では運命は変えられないと思っていましたが、今からでも遅くないので、少しでも善きことを実行して自分自身の人生を好転させていきたいと思いました

秋季農作業まとめ
 10月1日(土)~10月29日(土)まで全5回秋季農作業ボランティアを行いました
今回は稲刈り及び脱穀、小豆の収穫作業を行いました。
 参加者   作業内容
 10月 1日(土) 4名  稲刈り作業
 10月 8日(土) 5名  稲刈り作業
 10月15日(土) 5名 稲刈り作業
 10月22日(土) 7名 稲刈り作業
 10月29日(土)3名  脱穀及び小豆の収穫作業
      累計 27名
参加者の感想
第1週

昔祖母の畑を手伝っていた事を思い出すと同時に、朝から自然の中に身を置き、リフレッシュする事も出来良い機会となりました。
機械が中心の稲刈りを人力でやる事の大変さを痛感しました(生川)

第2週
今回の農作業では刈取った稲を束ねてはざかけを行いました。

前日の雨でぬかるんでいて足をとられそうになりながらだったのですが、はざかけまでやると、やった量が目に見えて分かったので達成感がありました。
毎回この農作業を通じて一部の作業ではありますが、お米を作ることの大変さを実感することが出来ます。(渡辺)
第3週

今日は農作業のボランティアの日。土曜日なのに出勤より20分早く起きて家を出る。
会社に着いて皆と一緒に田んぼに向けて出発。田んぼでは丁寧な説明を受けて、稲刈り開始。天気予報では下り坂だったが気持ち良い秋晴れとなった。

自然農法の田んぼなので、雑草も共存していて稲だけ分けて刈取ります。
背の高い赤米(古代米)で風で倒れて泥がついている米粒もある。来年の苗を作る種米にするとの事。秋晴れのもと気分もリフレッシュされました


寝坊してだらだら過ごす休みの日より何だか得をしたような気分です。
お世話をして頂いたアースアズマザー(NPO法人)の皆さんありがとうございました。(杉山)
第4週

秋晴れの気持ち良い日でした。久しぶりに体を動かしたのでとても疲れました。
最後に焼いてもらった五平餅がとても美味しかったです。
味噌も手作りだそうですし、赤いお米は峰のむらさきという名前で、目の前の田んぼで獲れたものだそうです。
もっちりしていてとても美味しかったです


自然の中で皆さんと楽しく作業が出来、身も心もリフレッシュできて良かったです。有難うございました。。(山本瑞)
第5週

豊田市猿投町のアースアズマザーさんの田んぼにて、男性2名は脱穀と刈取った稲のはざかけの解体作業を行い、女性2名は小豆の収穫を行いました。
私は小豆の収穫を行いましたが二人でかごいっぱい収穫出来ました。


田んぼの端一周に間隔をあけて小豆が植えられていて、けっこう地面に近く隠れていたり一つの株から沢山収穫出来て驚きました。
農作業の後は手作りの五平餅をいただいてとても美味しかったです
(久間紀)

 
第1週集合写真
 
第2週集合写真
 
   
第3週集合写真
 
   
第4週集合写真
 
   
第5週集合写真