東和精機 従業員からの情報発信 第105回
東和精機 従業員からの情報発信 第105回です。
今回は、チンさん送別会、技能検定試験合格者(マリノさん・エルビノさん)、安全教育、職場環境改善、人間学研究会についてお伝えします。

チンさん送別会(桃源楼)
2022.10.14(金)仕事終わりに、安城市の中華料理店「桃源楼」さんにてチンさんの送別会を行いました。

組立グループ受入検査係のチンさんが出産の為、退職してベトナムへ帰国することになりました。

チンさんは2020年2月に入社して約二年半の間、機械検査業務を行ってきました。チンさんは一旦退職帰国しますが、1月に出産予定で、約1年後に再び日本へ戻って来る予定となっています。

又、本日はいつも宴会でお世話になっていた「桃源楼」さんが11月でお店を閉店されるという事で、オーナーの浅岡さんに花束を贈呈しました。いつも美味しいお料理を有難うございました。
 
 
   
     
     

技能検定合格者
2022年9月、技能検定試験に、フィリピンからの技能実習生の組立グループのエルビノさんが機械組立仕上げ作業3級、機械加工グループのマリノさんが機械加工フライス盤作業3級に見事合格しました
 合格者の感想 (エルビノさん)
私は今回仕上げ作業3級に合格しました。
実技試験は毎日一生懸命練習をしました。
学科試験は日本語が難しいので、会社の皆さんに言葉や漢字を教えてもらいました。
合格出来て本当に良かったです。有難うございました。
 
エルビノさん
 
マリノさん

安全教育
当社では毎月第3木曜に全社員を対象に安全教育を行っています。
当番になった人が、災害事例の中から、当社でも起こりうる注意すべき内容の事例を選び、全員の前で発表し、事故対策を考えます。
 2022年10月31日(月)10時15分よりミーティングルームにて、当月担当の漆橋さん・鈴木さんにより10月度の安全教育を行いました。
災害事例2例の発表と参加者の感想をお伝えします。
 災害事例① 安全柵据付時に材料のアルミ角材で顔面を切創
  状況:安全カバーに補強パイプ取付 二人作業時、工具、金具を取りに行くため一人が支えていた手を放した。(手が届くぎりぎりの高さで持っていた)
  →無理な姿勢で作業しない(脚立を使用)
  →手順を守って作業する。
 
 
 鈴木さん発表
災害事例② 脚立の開き止めを閉じた時に指をはさんだ
  状況:脚立を傾けて抜き出そうとした。
     配線コードに脚立が引っかかっていたため、脚立の開き止めを閉じた、その時開き止めに指先がはさまり挫創。
  →脚立の置く場所近くに物が無いか確認する
  →脚立を閉じる時手元に注意する。
★参加者の感想① ★
 横着しようとするとケガ、事故につながることがあるので、決まった手順、使い方で、最後まで気を抜かないことが大切だと感じました。
 ★参加者の感想② ★
 二人で作業する時は常に相手の人の事を考えて行動しないといけないと思いました。
 脚立は自分も会社や家で使う事があるので、床面を片づけてから行い、開き止めもロックを確認します。

職場環境改善
 職場環境改善として、今回は①第1工場雨漏り補修工事②門塗装③第2工場床塗装補修④機械加工工場 自動切りくず圧縮機(チップイーター)導入についてお伝えします
★第1工場雨漏り補修工事★
 分電盤上の天井から雨漏りがしたので屋根上から補修を行いました。
 
分電盤上から雨漏り
 
屋根と屋根の間の雨漏り箇所補修
  
補修完了
 ★門塗装★
  門の塗装が汚れてきたので塗替えを行いました。
 
塗装前
 
塗装後
 
   
塗装前
 
塗装後
 第2工場床塗装補修
  第2工場の床の剥がれ補修を行いました。
 
床補修前
 
補修後
 
機械加工工場 自動切りくず圧縮機(チップイーター)導入
  
機械加工工場で出る切子を圧縮する装置を導入しました。
金属切りくずの体積を12分の1に圧縮する装置です。
外に捨てに行く回数も減り、又、置き場所も大幅に削減されます。
 
チップイーター装置
 
圧縮前
 

使用説明中
 
装置投入
 
圧縮後
 
圧縮後


人間学研究会
毎月月末の金曜日に人間学研究会があります。致知出版社の月刊誌「致知」の中から社長がトピックを二つ選定し、それについて各自感想文を書いてきます。
当日は4~5名の班に分かれ、班のリーダーを決めた後、書いてきた感想文をそのうちの一名が読み、そのことについて班の全員が一人づつコメントします。次にまた、別の人が感想文を読み同様に一人づつコメントして行きます。

全員が終わったところで、本日一番良かった感想文の人を各班のリーダーが選び、その人が全員の前でもう一度自分の感想文を発表し、最後に社長が全体の講評をします。
202210.28(金)  

11月号特集 
   「運鈍根」

「医の一道を歩み続けて掴んだ仕事の要諦」
              総合新川橋病院 副院長 佐野公俊氏   禎心会脳疾患研究所 所長 上山 博康氏 対談

脳外科医として数多くの命を救っている佐野氏と上山氏。若い頃から積み重ねた修練と極限状態の手術を通じて掴んだ仕事の極意について学びました。

   参加者の感想
人間には運命を決める分かれ道が何度かあって、その時に楽な方向に行ってしまえば運も開けていかない。駄目かもしれないけれども常にきつい方向にアンテナを立てて進んでいく。そしてその方向に進んだなら、継続は力なりで頑張り続ける。もちろんすぐ結果にはつながらない。ほとんどの人はその途中でやめてしまうが、へばりながら続けて続けていくと神様が背中を押してくれるとあります。

万人幸福の栞にも苦難副門があります。何かを成し遂げるには常に楽な方向には幸せなゴールは無いと思いますので漫然と過ごさず、今からでも出来ることをコツコツと努力することが大切だと思いました。
   参加者の感想  
今回のトピックにより、徹底した準備の大切さを改めて学びました。
トピック内にて佐野氏はどんなに易しい症例でもちゃんと絵をかいて、チェックポイントを頭の中に置いた上で手術にのぞむようにしたり、三次元CTを撮って手術するときのアプローチをあらかじめ把握したりして、術前のイメージを頭に入れてから手術を行っているとありました。

自分自身の仕事を振り返ってみてここまでしっかりと準備はできていないと思いました。
徹底した準備をする事で作業がしやすくなり、良い設備が設計できるようになると思いました。

→準備だけでなく後始末も同じ位大切で、仕事は準備と後始末の度合によりその仕事や将来の仕事の品質も決定する。
   
山本(瑞)さん発表
  
杉浦さん発表