東和精機 従業員からの情報発信 第102回
東和精機 従業員からの情報発信 第102回です。
今回は、安全体感研修(アジアクリエイト)、活力朝礼の取材について、及び人間学研究会、安全教育、職場環境改善、野菜栽培についてお伝えします。

安全体感研修(アジアクリエイト安全体感研修センター)
2022.7.6(水)に豊川市のアジアクリエイト㈱本社工場、安全体感研修センターにて四月に入社した生川さんと岡田さん、そして営業の渡辺さんの3名が、安全体感研修に参加して来ました。

当社では毎月、労働災害を削減するために、安全教育を行っていますが、座学だけでは臨場感がなく、現場の災害の本当の怖さを体験できません。

安全体感研修は、一人ひとりの五感に訴える訓練となり、このような状態を経験することではじめて危険を体感予測することが出来き、各自貴重な体験となりました。
 〇研修の流れ
1.座学
2.安全体験実習
 回転体・卓上ボール盤巻き込まれ~エアーシリンダー・チャッキング挟まれ~カプラー残圧衝撃~感電・過電流・トラッキング・漏電~脚立ぐらつき~ヘルメット・安全靴~落下衝撃・玉掛け挟まれ等
 〇実習の様子
     
     
     
 ★参加者の感想★   
 直接現場作業をしているわけではありませんが、使い方やルールを守らないと危険になる作業がたくさんあるのだと学ぶことができました。
講師の方から実際に起こった事故の話を聞いて背筋が寒くなりました。ヘルメット、安全靴は一度衝撃を加えたら使用してはいけないと今回の講習で初めて知ったので、保護具の管理もしっかりしないと、いざという時身を守れなくなってしまうと知りました。(渡辺)

活力朝礼取材について
2022年6月7日~8日、社団法人倫理研究所のスタッフの方3名が見えて2日間にかけて「活力朝礼」の取材が行われました。

当社では毎朝、「職場の教養」を使用して朝礼を行っていますが、この度、表紙の企業に全国数千社の中から選ばれて掲載されることになりました。
一日目は社内の各部署を回られて取材を受けました。翌日は朝から朝礼の様子を撮影しました。表紙の写真も何パターンか写して行かれました。9月号に掲載されるとのことですが、どのような出来上がりになるのかとても楽しみです。
人間学研究会
 毎月月末の金曜日に人間学研究会があります。致知出版社の月刊誌「致知」の中から社長がトピックを二つ選定し、それについて各自感想文を書いてきます。
※今月は7月1日(金)に行ないました。

当日は4~5名の班に分かれ、班のリーダーを決めた後、書いてきた感想文をそのうちの一名が読み、そのことについて班の全員が一人づつコメントします。次にまた、別の人が感想文を読み同様に一人づつコメントして行きます。
全員が終わったところで、本日一番良かった感想文の人を各班のリーダーが選び、その人が全員の前でもう一度自分の感想文を発表し、最後に社長が全体の講評をします。
2022.7.1(金) 7月号特集 
   「これでいいのか」
対象ページ P52~ 「働き方改革から 働き甲斐改革へ」  日本航空元会長補佐 専務執行役員  太田嘉仁氏
                          一橋大学ビジネススクール客員教授   名和 高司氏   対談
      働き方改革が叫ばれて久しい。長時間労働是正が目的だったが、それによって得たものは、日本の世界競争力31位、熱意を持ち働く日本人5%にすぎないとの事。稲盛氏の側近だった太田氏と名和氏から目指すべき働き方について学びました。
〇参加者の声
 稲盛氏の「成功方程式」と三つのPについて注目しました稲盛氏は仕事に前向きに打ち込むようになると素晴らしい結果が出るようになり、仕事が面白くなり、さらに良い結果が現れた。考え方や熱意次第で人生が変わることを実感されたとあります。 

ここで名和氏はパーパス(志)・パッション(熱意)と言い換えましたが最後のポテンシャル(能力)は真剣に打ち込むうちに後からついてくると言います。ですから能力のないのは言い訳にならないとあります。
能力は容易には向上できないが、まずは考え方と熱意で前向きに取り組むことが大切と心得、日々の仕事に取り組んで行きたいと思います。
 回のトピックで一番印象に残ったのは「楽観的に構想し」「悲観的に計画し」、「楽観的に実行する」という言葉です
改めて自身を振り返ってみると、特に「悲観的に計画する」ということができていないと気づかされました。計画を立てる際に「これぐらいは大丈夫だろう」と軽く考えてしまったためにその後の作業も深く確認せずに進めてしまい不具合を出してしまっていることがあります。しっかりと計画を立てることの大切さを再度認識させられました。
      

安全教育
 当社では毎月第3木曜に全社員を対象に安全教育を行っています。
当番になった人が、災害事例の中から、当社でも起こりうる注意すべき内容の事例を選定し、全員の前で発表し、事故対策を考えます。
 2022年7月22日(金)ミーティングルームにて、当月担当の不破さん・杉浦さんにより7月度の安全教育を行いました。
(※当月は日程の都合で金曜日開催となりました)
 災害事例①
 
清掃作業時とっさに立ち上がり梁に頭をぶつけた

低い室内で作業中とっさに立ち上がった
自分の身長より低い所 ヘルメットはつけていた。
〇原因→狭いところで危険作業を行った
  周囲の安全確認はゆっくり行う事、とっさに立ち上がらない事。

〇当社→座っているときはいいが移動するときは着帽の事
    
 
 災害事例②
  梱包資材を棚に供給しようとした際に転倒した。

〇台車上から梱包材を取り出し棚へ供給しようとした。
〇左足が台車の車輪に引っ掛かりバランスくずし右手手首受傷

〇原因→足元見にくかった
〇当社→台車ストッパー使う事(受入れはしているがその他の部署は使ってない)
★参加者の感想★ 
〇2Fで作業しているときにラミネートの棚の上で時々頭を打つことがある。
  とっさに立ち上がる時、危険なので常に有意注意する。
〇台車のストッパーは今までやっていなかったが今後は必ずやるようにします。
  
不破さんが発表しています。


職場環境改善
 職場環境改善として、今回は現場休憩所冷蔵庫設置、エアーマットモーター交換、工場入口ドア修理、第2工場アスファルト補修、事務所トイレルーバー取付についてお伝えします。
 ★現場休憩所冷蔵庫設置
 ペットボトルの口もとは飲みかけだと雑菌が繁殖しやすく不潔になりやすいので、飲み残しのペットボトルは速やかに冷蔵庫へ入れるように、現場休憩所に冷蔵庫を設置しました。
エアーマットモーター交換
 事務所入り口にある靴底用エアーマットのモーターが故障したので部品を取り寄せて修理交換しました。
 
モーター交換前
 
モーター交換後
   
 ★工場入口ドア修理
 経年劣化により扉の締まった時の状態が良くなかったので、干渉箇所をサンダー等で仕上げました。
   
   
 ★第2工場アスファルト補修
 アスファルトとモルタルがはがれて見苦しく、また粒子が散乱するため整地しました。
    
   
 ★事務所トイレ ルーバー取付
 事務所トイレ前にある空間除菌装置の除菌液が1時間毎に噴霧されていますが、それをトイレの中の空間にも届くようにルーバーを取付ました。
 
取付前
 
取付後
   


野菜栽培
 2022年4月、社内の堆肥場を耕してゴーヤの種を撒きました
〇野菜は無農薬栽培で化学肥料は使わない事としますので、家庭や食堂などで出た生ゴミを堆肥として埋めました
 そこへ昨年実ったゴーヤからとっておいた種を植えました。


6/1 ゴーヤのつるが伸びてきました

7/13 つるが屋根の上まで伸びました

7/13 緑のカーテン(内側より)

7/20 里芋も育っています

7/20 毎日収穫しています

7/26 本日も沢山収穫出来ました♬
     
〇例年は市販の苗を買ってきて植えていましたが、種から育てた方が生育が良く、つるがぐんぐん伸びて見事な緑のカーテンが出来ました。
 7月からは実もたくさん採れて、各自ほしい人に持ち帰ってもらっています。7月末現在約50本程収穫がありました。今年もたくさん収穫できそうです♬