従業員からの情報発信第59回
従業員からの情報発信第59回です。
今回は文部科学省及び統計数理研究所主催の「数学協働プログラム」において当社久間社長の講演についてと新入社員杉山さんの紹介と歓迎会、事務所社員研修、技能検定合格者及び職場環境改善、人間学研究会についてお伝えします。

数学協働プログラム
2016年3月、名古屋大学及び筑波大学において、文部科学省及び統計数理研究所主催の数学協働プログラム「平成27年度ワークショップ・スタディグループ・シンポジウム」が開催され、当社久間社長が産業界からの課題とその数学手法による解決の事例紹介のテーマで講演を行いました。
  
文部科学省と数理研究所主催の
数学協働プログラムパンフレット
 
名古屋大学 2016.3.5(土)
      スタディグループに向けた講演会   
 
2016.3.5(土)名古屋大学においてスタディグループに向けた講演会が行われました。
 テーマ「小企業のスタディグループ参加への挑戦」

はじめに東京大学の山本先生により東京大学で行われているスタディグループについての説明があり、次に当社久間社長によりスタディグループでどのような成果が出たかの説明がありました。
次に京都大学の先生の数学科の人材ビジョン、キャリアデザインの創造についての説明があり、最後に名古屋大学の木村先生により名古屋大学でのスタディグループをどのように運営していくべきかと、現在行われている他のカリキュラムについてのお話がありました。

今後名古屋大学でもスタディグループが開催されることは産業界にとっても喜ばしいことであり、成功を祈念しています。
 
東大のスタディグループの説明をする山本先生
 
会社概要と課題について説明する久間社長
筑波大学 2016.3.17(木)
     数学連携ワークショップ~産業界での数学の応用~      
   

 2016.3.17(木)筑波大学において数学連携ワークショップ~産業界での数学の応用という内容で講演会が行われました。
 テーマ「数学を用いた全自動歪取機制御ソフトウェアの抜本的改良」


近年、産業現場の諸課題の解決のために数学が有効であり、さらには新たなイノベーションを創出できるという期待が産業界で高まっています。
実際そのような成果も得られ、経済効果や新たな技術の創出への原動力になっている例もあり、これまで、東京大学大学院数理科学研究科において多様な課題が産業界から提示され数学的手法による解決が図られました。

本日はそのような活動の中から3社からの課題とその数学手法による解決の現状と将来について、当社と他2社による事例紹介が行われました。

新入社員(杉山さん)紹介と歓迎会(ピッツェリアマリノ)
 2月に入社された杉山さんはオークマを定年退職され、この度当社技術グループで働いて頂けることになりました。 
入社にあたって杉山さんにお聞きしました。
入社に当たっての抱負
  工作機械のオークマに勤務していましたが、オークマ定年後にご縁があって東和精機に入社しました。オークマでの経験を生かして東和精機のお役に立ちたいと思っています。
東和精機に入社した感想
  「企業活動により社会に貢献する」という社長方針が全社員に徹底されていて、胸を張って勤務できる会社です。全社員が挨拶、5Sを進んで実施していて明るい雰囲気がとても良いです。

 従業員40名弱の会社で、複雑な機械の設計から生産、サービスまで行って、従業員一人一人のカバー範囲が広くやりがいがある会社だと思いました。東和精機の蓄積された技術を整理/文書化すること、改善を積み重ねて益々良い会社にすることに私も何かのお役にたてるのではないかと思っています。
趣味
  園芸、ラジコン飛行機
 歓迎会 
  2016.2.26(金)に杉山さんの歓迎会を会社近くの「ピッツェリアマリノ安城里町店」で行いました。
  
チーズフォンデュー・ローストビーフもありました♪
 
入社の挨拶をしている杉山さん


事務改善ホップステップジャンプ研修

2016.2月から月1回土曜日、全4回の予定で、総務・経理・営業の事務社員を対象に「事務改善ホップステップジャンプ研修」が始まりました。
講師に三菱UFJリサーチ&コンサルティングの吉川先生と土屋先生をお招きして、会社の顔として電話に出る、来訪者の応対をスムーズにかつ好感度高く、どの担当者であっても変わらないレベルで出来るよう、社内外に安心と信頼を与える頼もしいスタッフになることをめざします。
  第1回 2016.2.27(土)
①各自の役割の再認識  ②会社の顔としての電話応対の基本と実践
③好感度高くスピーディな接遇応対の基本と実践 ④職場で実践する課題への取り組み計画立案 等
        
   
   
 
  第2回 2016.3.26(土)
①アクションシートに基づいた取組事項のプレゼンテーション
②今後の改善策について  ③役割決め 等
   


技能検定合格者発表

2015年度後期技能検定の結果が発表され、今回は昨年春入社した新入社員7名を含む10名が合格しました。

機械検査3級に小澤さん、真野さん、鈴木さん、石塚さん、夏目さん、渡辺さん、不破さん、機械加工(普通旋盤作業)3級に村岡さん、また、入社3年目の八田さんが電気機器組立(シーケンス制御)2級に見事合格しました。
 
合格した10名の皆さん 
  合格者の感想

技能検定2級 電気機器組立(八田さん)
2級の取得は設計者として最低限のスキルです。
今後も業務を通じてスキルアップを図り、最短で1級が取れるよう頑張りたいと思います。
 技能検定3級 機械検査(小澤さん)
本番の試験の場所に練習やリハーサルをしに行って、たくさんアドバイスなども頂いたので無事に受かって良かったです。


職場環境改善

職場環境改善として、今月は事務所棟の天井塗装及びハト対策工事を行いました。
 ◆天井塗装塗り替えと天井ファン設置

天井塗装前    
 
天井塗装後
 
  エアコンファン取付
ハト対策   
 
ネットを張る前   
 
ハトのフンの片づけ
 
  ネットで囲みました

人間学研究会

毎月月末の金曜日に人間学研究会を行っています。致知出版社の月刊誌「致知」の中から社長が2つのトピックを選定し各自が感想文を書いてきます。そのことについて各班に分かれて話し合いを行い、最後にリーダーとなった人が班の意見をまとめて発表します。
 ★2016.2.26(金) 3月号特集「願いに生きる」

対象ページP10~
 「かくて世紀の偉業は
     成し遂げられた」

ノーベル賞候補に挙がっている東大大学院教授片岡氏。病院いらずの未来を実現するという願いのもと、病気の診断や治療をする新薬「ナノマシン」を開発。
人類の未来を変える研究開発に懸けた執念と創意から学びました。
○越境する好奇心が大切。自分の専門を極める事。
チャンスは万人に平等に訪れるがそれをつかむつかまぬは自分次第。
まずは主体的に自分のキャリアを高めることが大切。
 
対象ページP40~
 「心に秘めたる日本への思い」
            楊 素秋氏 
 台湾は日本統治が50年続きそこでは日本と同じ教育が行われた。就業率は2%が92%になり特に医学は日本に次ぐと言われた。また、上下水道が敷かれ治安も良くなったが、戦後日本人が撤退すると同時に、日本が50年かけて建設してきたものが無残に打ち砕かれてしまった。  
 ○台湾での日本人の功績とその後の歴史の悲惨な真実を知りました。
  
     
   司会:谷口さん リーダー: 1班 大北さん 2班 安藤さん 3班 山本さん 4班 石川さん 5班 末永さん   
  
★2016.3.25(金) 4月号特集「夷険一節」(いけんいっせつ)
                   …人生の順境、逆境に振り回されず、態度、姿勢が一貫していること(来宋の政治家欧陽脩の言葉)
 対象ページP44~
「飽くなき理想土の追及が山間の温泉宿を変えた」
花仙庵 仙仁温泉 岩の湯社長 金井辰巳氏 
 長野県須坂市の山中にある静かな一軒宿に、全国からの宿泊客が絶えることがない。寂れた宿を稼働率100%の人気旅館に蘇らせた岩の湯社長からホスピタリティの原点を学びました。
 ○心は石油や情報と同じように大切な資源、その心の有効価値を最高に生かすことが大切。
  対象ページP69~
「明日に託す思い」
志ネットワーク 上甲 晃氏 日本を美しくする会相談役 鍵山秀三郎
 掃除の実践を続け、世界的な運動へ発展させた鍵山氏、その鍵山氏の薫陶を受けた上甲氏、お二人から次代を担う人々に託す思いをお聞きしました。
 ○人から言われる仕事と自らやる仕事では違う。ニーズに気づきお客様の満足を得られる工夫をすることが大切。
     
   リーダー: 1班 小澤さん 2班 漆橋さん 3班 杉浦さん 4班 伊藤さん