社会奉仕活動報告
(ヨットレース参加及び支援ボランティア)


ひと・人・ヒト ヨットレース in 蒲郡

障害者と健常者が一緒にヨットを楽しむイベント第15回ひと・人・ヒトヨットレースin蒲郡7月16日(土)〜17日(日)の二日間、愛知県蒲郡市港町のバリアフリー桟橋「マンボウ」周辺にて行われました。
当社ヨット部もこの催しに参加することとなり、前日三重県志摩のマリーナから愛知県蒲郡まで一日かけてヨットを回航しました。4月にヨット部が誕生してから長距離の帆走ははじめてでしたが良い経験となりました。

マリーナにて

真ん中がTOWAチームのヨット
(ブルーシャークJR)です

蒲郡マンボウ桟橋
ひと・人・ヒトヨットレースin蒲郡は、ヨット愛好家や地元有志でつくる実行委員会の主催で行なわれ、地元高校生や看護学生、企業のボランティア約80人にまじり当社社員約20名も参加しました。

初日は障害者を迎えるための介護トレーニングを行いました。

介護トレーニングでは目隠しをして障害者の立場になって行動したり、車椅子に乗ったり、また、逆に目の不自由な方を誘導する訓練や、車椅子を押し段差のあるところを乗り越える訓練をしました。また数人一組で車椅子から障害者役の大人を抱え上げ、桟橋に横付けしたヨットに乗せる介助体験もしました。

段差のある所を車椅子で
上る練習中

地元の看護学生と車椅子の
介護トレーニング中(山口・渡辺)

ボランティアの方々もヨットに
体験乗船しました
二日目はいよいよ本番で、障害者の方26人を迎えて200人が参加し、ヨット15艇を使った乗船体験とヨットレースがありました。当社ヨットチームは久間社長をスキッパーとし、山本将・大北・他1名をクルーとし、チャレンジャー、介護者の計7名が参加、結果15艇中5位でした。

当社も協力団体として
参加しております


障害者と健常者が一緒にヨットを
楽しみます

車椅子の方をヨットに乗せています

駐車場係(宮島・井上)

受付担当(石山・ジャンナ)

ヨットレース表彰式

車椅子の方をヨットまで
移動中(濱尾)

レースに出発します

ヨットレースを体験された障害者の
方の降船です。
ボランティアの内容は駐車場への誘導から会場受付、障害者一人に一人でお世話する専ボラ、大きな鉄板での焼きそば・ピラフなどの昼食作り等、各自色々なお手伝いを分担させていただきました。

焼きそばやピラフを大きな鉄板で
いためています

バイオリン・ギター音楽演奏
イベント

車椅子の方とのすいか割り
ダンス・音楽演奏・漫才・すいか割りなど盛りだくさんのイベントの後、ヨットレースの表彰式がありました。

ダンスのイベント

当日参加した当社社員と乗船体験
されたチャレンジャーの方

200人全員での記念撮影




二日間とも好天に恵まれ、普段体験することのできない貴重な体験をさせていただきました。
ボランティアに参加した方々に感想を聞きました。

東和参加者全員


ボランティア活動に参加するのは初めてですが、すごく楽しくて、良い経験でした。

私は、障害者の介助を経験したことは一度もなかったので初めは少し不安でした。でも、他のボランティアの方々やチャレンジャーの方々はとてもやさしくわからないことを丁寧に教えてくれました。

車椅子体験では、押す側の人は、相手の気持ちを考えて行動しないと車椅子の人がびっくりするので、「右に曲がりますよ」という一言が大事であることがわかりました。学んだこと、経験したことを活かして、今後障害者のために私にできることがあれば、何かしたいなと思いました。(ジャンナ)

記念日の方に花束贈呈の
お手伝いをしたジャンナさん

ヨットに乗ったのが初めてでとても貴重な体験ができました
ヨットがあんなに繊細なものだとは思っていませんでした。また、チャレンジャーの方のお世話ができるのか不安でしたが、とても明るい方でこちらも楽しくできました。今回参加できて本当に良かったと思います。(古澤)

チャレンジャーの
お世話中(古澤)

とても充実した二日間を過ごしました。
他のボランティアの人たちからは元気と明るさをもらいました。
障害者の人たちからは、声をかける事や詳しい報告、説明の重要さを教えてもらいました。
ヨットのキャプテンたちからは趣味を持つことの大切さを学びました。
僅かですが、第15回ひと・人・ヒトヨットレースが無事に閉幕したことに貢献ができてよかったです。(石山)

隠しをして障害者の立場に
なって行動中(石山)


今回、車椅子、アイマスクの体験をさせていただきました。実際に体験することで、その恐ろしさや、不安というものを実感しました。手伝う側に信頼を寄せられないと、その思いは一層増します。だから、手伝う側は自信を持ってコミュニケーションをとりながら行うことが大切なのだと思いました。

またヨットの体験もさせていただきました。晴れた日のおだやかな中で、ヨットに乗ることができとても気持ちの良いものとなりました。また乗船してみたいと感じました。
本番当日はとても暑く大変でしたが、多くの人が助け合うことで、とてもいい大会だったと思います。次回もぜひ参加したいです。ありがとうございました。(井上)

昼食調理用の鉄板の
火おこし中(井上)

介護トレーニングでは目隠しをして障害者の立場になって行動したり、車椅子に乗ったりまた、逆に目の不自由な方を誘導する訓練や、車椅子を押す訓練をしましたが、パートナーになってくれたボランティアの方が、介護を学んでいる学生さんだったのでとても上手でした。
そして、相手を安心させるためには、声かけがとても重要だという事に気づきました。
大会当日は自分もそれらの事を意識して行動することができました。

大会当日は山本秀三さんの専ボラとして1日介助させていただきました。慣れないことが多く周りに助けられながらでしたがとても満足する事ができました。ヨットは「百恵V」に乗ってキャプテンとも仲良くなり楽しくレースに参加する事ができました。
帆のロープ作業や操縦もお手伝いさせて頂きました。
また来年も参加して山本さんにお会いしたいと思いました。(山口)


車椅子を押す体験中(山口)

アイマスク体験では、アイマスクした状態で物が触れただけで「何が起こったんだ」と思いましたが、指導する人の説明で、目の不自由な人は常時このような状態にされされているとお聞きし大変さが理解できました。

また、アイマスクをした方を少し離れた場所に誘導するだけでも、足をぶつけさせてしまったりして難しいと思いました。

ヨットの乗船体験ではJOY号に乗り舵でヨットを操船させていただきました。

二日目は駐車場係りとなり案内を行い、その後バーベキューの火おこしをし、焼きそばピラフをつくりました。ひとつのことに注意が行き周りに気を配れず、ヨット体験者(チャレンジャー)の方が戻ってきても声をかけていませんでした。これを反省して来年に生かしたいと思いました(杉浦

JOY号にてヨット乗船
体験中
(杉浦)

スタート直後

レース中

上マーク回航

ヨットでボランティアに参加し初日も乗船体験で、いろいろな方を乗せましたが、ヨット作業をするのが精一杯になってしまいました。

二日目はレースという事で障害者の方を乗せました。この時もヨットの作業で精一杯になってしまいましたがレースが終わってから話をし、とても喜んでくれていました。今までこのような活動に参加した事はありませんでしたが、多くの方と知り合う事ができるのだと感じました。

チャンスは誰にでも平等にあるという言葉どうり、いろいろな活動に積極的に参加する事で多くの方と知り合う事ができ自己を高める事ができるのだと感じました。今後もボランティアだけでなくいろいろな活動に積極的に参加したいと思います。(山本将)

ヨット操船中
(山本将


参加者の声