従業員からの情報発信第27回
従業員からの情報発信第27回です。
今回は年に1度のビジネスマナー研修の様子、そして前回に引き続き幹部・一般社員を対象にした倫理研究所の富士高原研修所でのセミナー参加者へのインタビューと、当社の活力朝礼を見学した企業からの感想、そして5S活動としてごみの分別、ユニセフ募金、技能検定合格者についてお伝えいたします。


ビジネスマナー研修
12月11日(土)に、第6回ビジネスマナー研修が行なわれました。
講師は、三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)の吉川先生です。今回、4月入社予定の井上さん、漆橋さん、ヌルルジャンナさん、古澤さんが参加しました。
研修では、「組織人、社会人に求められる基本行動の見直し」を目的とし、グループディスカッション、電話応対、名刺交換の実習が行なわれました。
   
社会人必須のビジネスマナーの基本確認
「外見じゃなくて、中身で勝負」では、社会人失格! 初対面では、特に見た目は重要な判断材料になります。
服装や身だしなみ、笑顔の効果で第一印象を大切にしましょう。
礼儀正しく、相手に対する敬意や温かい気遣いを言葉で!  私達がお客様や同僚と話すときの言葉づかいの良し悪しは、そのまま組織全体のイメージにつながります。
好感を持たれる話し方をするために、自分の言いたいことを正確に話す。相手に伝わるように分かりやすく話す。感じよく話すことを心がけることが大切です。

自己紹介と今回の研修で学びたいことを発表してもらいました。
グループディスカッションでは、個人が色々な意見を発表していました。


電話応対の実習


電話応対では、受け方と色々な場面を想定しての取り次ぎ方を実習しました。


ビジネス電話は会社の「声」の窓口と言われます。

電話の声や話し方で、その会社のイメージが決まってしまいます。
姿勢や態度は声に出ます。相手が目の前にいるつもりで話しましょう。
来客応対では、挨拶のタイミングやどのような所作が正しいのかを学びました。
国内や海外からのお客様が来客された場合、即実践できるようにしたいものです。

おもてなしの心が伝わる応対をしましょう。
いかにお客様の立場に立った応対が出来るかが、来客応対のカギです。
お客様に出会ったら、会社の代表として気持ちよく挨拶し受付や案内をするようにしましょう。


来客応対の実習


お辞儀の練習


先手必勝で名刺交換




上手な名刺交換の仕方を教えてもらっています
名刺交換はスマートに!
  名刺は、その方の”顔”、”第2の人格”とも言われます。お客様本人と応対しているときと同じ気持ちで丁寧に取り扱いましょう。

富士高原研修所 倫理セミナー
倫理研究所の富士高原研修所にて9月から半年間かけて一人2泊3日の研修がはじまりました。合宿方式で幹部・一般社員を対象にした研修が行なわれます。

12月にセミナーに参加した山本さん・宮島さんの2名にどのようなことを学んだのか?そこで得たことや研修を振り返っての感想を聞きました。
研修内容の紹介
 名刺交換、活力朝礼の基本実習、活力朝礼発表会の企画・練習、自己認識、命の尊さについて意見交換をして倫理を学びます。

                ”まごころ”とは、なれ合いではない優しさ、責め心のない厳しさ
                        自分の人生をより良くするには、親との関係を良くすること
                                尊敬なき愛は、我欲(エゴ)である。「感動の中でしか自覚は生まれない」
研修を振り返って
 研修では、日常の基本動作を学び実践力を高めるトレーニングを受けました。又、活力朝礼の基本や命の尊さについても学びました。日常の基本動作の一つで腹式呼吸をする事が有りましたが、気持ちが落ち着き、集中力が高まるように感じましたので、毎日行なってみようと思います。
この研修は、自分を見つめ直すのに良い機会でした。命の尊さを改めて感じることができ、その気持ちを胸に、毎日の生活を送っていきたいと思います。(宮嶋)
 日常とは違う時間を過ごし、自分を見つめ直す、親への気持ちを見つめ直すという貴重な経験が出来ました。自分の甘さ全ての物への感謝の気持ちを忘れず今後生きていきます。(山本)
当社の活力朝礼見学
11月12日にオノダ工業様の社員数名が、当社の活力朝礼の見学にみえました。
オノダ工業様は当社が参加している安城市準倫理法人会の会員企業でもあるため、この度、活力朝礼を行なっている当社の朝礼を見学されることになりました

見学者の前で朝礼実演を行なっています。

職場の教養の輪読を行なっています。
見学者がみえることは事前に知らされていなかったので、少々緊張しましたが、おおむねいつもどうりの朝礼が行なえたと思います。
後日、朝礼見学の感想文を送っていただきましたので以下に掲載させていただきます。

    自社の朝礼に取り入れるかどうかは別として素晴らしかった。
    それよりも、社長と社員との信頼関係がしっかりと築かれているようで、一体感のある良い会社だと感じました。
    今後、自社風の活力ある朝礼が行なえるような環境づくりに努力していきたいと思いました。(二橋様)

    
工場の中の清潔さに驚かされた。
    女性がボール盤作業をしていたが当社でも可能になるか考えていきたい。(鎌田様)

    朝から元気良く声が出ていて一日の仕事もスムーズに出来そうな印象をうけた。(田原様)


    
全体的に緊張した空気が流れているように感じました。
     毎朝あのような朝礼を行なっていれば、仕事の始まりも頭を切り替えて入っていけると思いました。(杉山様)
ユニセフ募金

当社は、2005年末より社会貢献活動としてユニセフ募金を行なっております。

ユニセフは世界中の全ての子供達が健康に、そして平和な世界で暮らせるように活動しています。
多くの子どもたちが、予防可能な疾患で命を落としています。こうした病気から子どもたちを守るための予防接種の普及や、子どもたちの栄養状態の改善のために活動を続けています。

私たちは、現在とても恵まれた環境の中で生活をしています。しかし、世界には、貧困で苦しんでいる人や教育を十分に受けられない子供たちも沢山います。このような人たちに少しでも役立ちたいと言う願いから本当に少しですが年末に日本円、外国コインをユニセフに寄付することとしています。
ちなみに、今回は日本円で約2万円と外国コイン179枚、お札26枚の募金が集まりました。
技能検定合格者
技能検定制度とは

「働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度」です。

技能検定は、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として昭和34年に実施されて以来、今日までに320万人の合格者がいます。

国家資格保有者の氏名と資格が記入された銘板

当社は、社員教育に特に力を入れており、ポリテクセンターやタカハシテクニア・ファナック学校への部外研修、又、日本能率協会や技能教育開発センターの通信教育などを行なっています。

また、技能検定試験へのバックアップとして、就業後や土曜日など、グループでの試験勉強を奨励しています。

2010年前期には、仕上げ作業、旋盤加工、電気保全の試験で合計7名の合格者が出ました。

業務に直接結びつくような国家試験等を受験して合格した場合には、会社の中の掲示板に、合格者の氏名と資格が記入された銘板が掲げられています。
5S活動紹介「ごみの分別方法の改善」
5S活動とは整理・整頓・清潔・清掃・しつけの5Sのことで、全員参加で各グループに分れ社内の床磨き・トイレ掃除・洗車に加え街道筋の清掃などを行なっています。
今月はゴミの分別方法の改善について紹介します。

ゴミの分別方法
@ゴミの中でも社内で再利用できるもの(ビニール紐・ウエス・ビニール袋・緩衝材)を仕分けます。

Aオフィスペーパー・ミックスペーパー・プラごみ・可燃ごみ・不燃ごみ・段ボール・新聞・雑誌・缶・びん・ガラス・などかなり細かく分別します

 中でも、オフィスペーパー・新聞紙・雑誌・段ボール・アルミ缶は処分費用がかからず、分別すればお金が戻ってきます。

現場のゴミ集積所
(写真付きの表示で解り易くなりました)

ビニールなど再利用できるものは先に仕分けます。
軍手は綺麗なものは洗濯して使います

新聞・雑誌・アルミ缶は資源ごみなので、家庭からの持ち込みも歓迎しています。
以前は事務所棟のごみを週に一回この集積所に捨てに行く時、どこに捨てたらいいのか迷い、時間がかかっていましたが、今回の改善で、表示も見やすくなり、短時間で捨てることができるようになりました。
今回よりの改善点

従来はただゴミ箱に分別の種類を表示をしていただけだったのですが、

@ニコニコマークで色分けをした。

A引取り費用の金額を記入した。

B社内のゴミ箱を使用済みのオイル缶を再利用したゴミ箱で共通化した。

こうすることにより、ごみの分別意識が高まり、今まで、時間がないなどで分別しないで捨てられていたごみが生き返り、環境にもやさしい取り組みとなりました。


事務所棟のゴミ箱を使用済のオイル缶を再利用した
もので統一しました


分別してニコニコマークを付けました。


分別して赤のマークを付けました。

ゴミの分別の感想
 
ゴミの分別を見直してみて、今までやってきたことが、まだ自分でもよくわかっていないことがあったということに気づきました。
それは、ビニール・プラスチック・発泡スチロールはキロ当たりの引取金額が同じなので、捨てる時には一緒でも良いだろうと思っていたことです。

でも、引取り業者さんの所で結局は仕分けなければならず、手間がかかり、費用も余分に出てしまうので、最初から分別しておかなければならないということがわかりました。

軍手、綺麗なビニール袋・梱包材・輪ゴムなど社内で再利用できるものは仕分けし、リサイクルできるものとできないものをきちんと分別して、さらにゴミを減らす努力をしていきたいと思いました。(柴田)
 
昨年から改善提案制度がはじまり、各部署毎に毎月数件の提案を出すことになリました。
始めのうちは沢山の提案が出ていましたが、次第に提出件数が減ってきてしまいました。

あまり難しく考えず、日頃自分が不便だなと感じていることやこうしたらやり易くなるだろうと思うことを提案すると良いと思いました。
今回のゴミの分別の改善を業務グループと協力して行いましたが、思ったよりも効果があったのでやってよかったと思いました。

これからも身近にある困ったことがあればどんどん提案してゆきたいと思いました。(榊間)