従業員からの情報発信 第26回
従業員からの情報発信 第26回です。今回は、幹部・一般社員を対象にした倫理研究所の富士高原研修所でのセミナーを受講した方たちのインタビューと9月に退職された掛川さんの送別会の様子及び5S活動紹介として機器みがきの様子をお伝えいたします。
富士高原研修所 倫理セミナー
倫理研究所の富士高原研修所にて9月から半年間かけて一人2泊3日の研修がはじまりました。
合宿方式で幹部社員はセクションの責任者としての豊かなリーダーシップを、一般社員は自己成長の急所を学習します。
セミナーに行った8名に、どのようなことを学んだのか?そこで得たことや研修を振り返っての感想を聞きました。
【倫理研究所】とは?
文部科学省生涯学習政策局所管の社会教育団体(公益法人)で、「生活の改善と道義の昴揚、文化の発展をはかり、もって民族の繁栄と人類の平和も資する」ことを目的に、昭和20年設立されました。


【富士高原研修所】とは?
昭和41年3月に開設。日常生活に密着した「純粋倫理」実践のトレーニングを通じて、人生を学修する宿泊研修施設です。

自らの運命を切り開く能力を養う要点を学ぶ場=道場とも言えましょう。

富士高原研修所(秋)
【純粋倫理】とは?
守れば幸福になる厳然とした日常の法則、切実で、ひと時も離れてはいられない生活の法則(くらしみち)が、無数の体験によって日々実証されつつあります。
倫理研究所が研究と普及に努めている「純粋倫理」がそれです。

「純粋倫理」は人間社会(人と人)における基本のくらしみちであるのみならず、人と物、人と自然のあるべき在り方を律する自然の法則ともいえるのです。

富士高原研修所(冬)
研修ではどのようなことを学びましたか?
第一日目…オリエンテーション・いのちの遡源@
第ニ日目…清掃・活力朝礼練習・いのちの遡源A
第三日目…清掃・総括
「自分を見つめ直すことが出来る」今までにないセミナーでした。今、生きているのは「先祖代々の人々が有っての自分である」ということを感じ取る事が出来ました。
自照清座での痛みも先祖に対し今まで家族が無事に生活出来た事を感じて祈る事で痛みが消える体験が出来ました。ありがとうございました。(石川 直和)
研修で得たことはどのようなことでしたか?
整理整頓のしつけ、食事のマナーで食前、食後の感謝の心が養えたこと、グループでの連帯感です。(真野 祥也)
今回のセミナーの第一の目的は公益性の追求であると言われました。
私益ではなく公益を追求するためにはどうあるべきか?
日々このことを念頭において行動することが大切であるということを学びました。(山本 瑞生)
研修を振り返っての感想をお願いします。
自己否定、他者否定せず、私も他人も「OK」「OK」を目指し、プラス思考で行動実践したいと思います。(石川 直和)
自分を「やるしかない」状態に身を置いて、実践できるかが目標でした。朝4:30の起床から始まりグループでの活動は仲間とも親しくなれました。
連帯感もでき、おおむね目標は達成できました。
今回は素晴らしい環境での研修で、本当に有意義なものでした。(真野 祥也)
私はこの研修を受けて挨拶、活力朝礼の重要さを教えていただきました。
活力朝礼の研修中に「やらされ感で行なうのはつまらないし苦しいだけだ」との指摘がありました。
これからは朝礼の時に自ら率先して大きい声を出し、他の社員の見本となれるようにします。(菅 隆司)
私は今回「実践力の向上」を受講前の目標とし、セミナー中の目標としてセブンアクトの「物の整理は心の整理感謝をこめて後始末」を挙げて臨みました。

「自己認識と自己受容」の講義では自分の性格がよく表れて「ひっこみ思案」の強い結果でした。結果、班でもこれといった役割を持たず、自分ひとりよがりのセミナーにしてしまったと深く反省しております。

ただ、ふたつ目の目標については100点ではないものの普段の自分に比べれば出来たと思っております。会社に戻り次第、まずは自分の身の回りから整理整頓をし、継続させてまいります。

ひとつ目の課題である「実践力の向上」を会社でも改善できるように、日々努力していきたいと思います。(杉浦 良治)
三日間の研修で本当に勉強になりました。自分はまだ出来ないこと、やらなければならないことが沢山あることに気づきました。
自分の夢、自分の使命をあらためて考える機会を得ました。会社で役にたつ存在になること、そして社会に貢献できるような存在になれるよう努力します。 (閻 啓林)
今まではやらされ感でやっていた朝礼であったことがわかりました。
倫理セミナーにて自分の心に思い、自分から変っていくことが大切だと言われました。会社に帰ってそのことを実践するように頑張って行きたいと思います。(南里 安彦)
今回の研修ではいつものおよび腰が最初に出ましたが、会社の仲間や周りの研修生の自主的な行動を見ているうちに、自分も何かやらなければという気持ちにさせられました。
明るく笑顔で自発的に行動する研修生や講師の方々の温かい心にふれ、何かふっ切れた思いで行動ができ、またたく間に過ぎた3日間でした。
実践目標を2つたてました。それを基に行動して行きます。(山本 瑞生)
私は生まれてから今まで自分を見守ってくれている人々の事を、本当に考えありがとうと心から思った事が無かったんだということが分りました。
自照清坐をした時も親に産んでくれてありがとうと思えました。その他の講座でも自分を見守ってくれるすべての人々に感謝の心が芽生えました。今回は忙しい中、研修に行かせていただきありがとうございました。(大北 康善)
掛川さん送別会
9月17日に会社近くのお店で掛川さんの送別会が行なわれました。
掛川さんは平成11年に入社され、定年後も嘱託として営業の職責を担ってこられましたが、この度64才をもって第2の定年を迎え退社されることになりました。
あいさつでは、今後はゆったりと過ごし以前から考えていたこと等をやりたいと述べられました。本当にお疲れさまでした。

掛川さん挨拶1

掛川さん挨拶2

掛川さん挨拶3

女性社員より花束贈呈

久間社長より記念品贈呈

営業の方と最後のお別れの挨拶

5S活動紹介「機器整備」
5S活動とは整理・整頓・清潔・清掃・しつけの5Sのことで、全員参加で各グループに分れ社内の床磨き・トイレ掃除・洗車に加え街道筋の清掃などを行なっています。
毎週水曜日の早朝は機械及び機器みがきを行なっています。
組立Grは仕掛機械で出荷間近なものを磨きます。又、機械加工Grは自分達が日頃使っている工作機械を磨きます。
そして、業務・営業・技術Grは各自のパソコン・電話・机の掃除と共にカーペットの掃除を行っています。

パソコンはたきがけ後
液晶画面の拭き掃除をします

電話もていねいに磨きます

椅子やカーペットも拭きます
前回の機器整備の回でも紹介しましたように、私たちは毎朝朝礼において「万人幸福の栞」の輪読を行なっています。

「万物生々」には、「物は生きている」ということが書かれてあります。

物は大切につかえば、その持ち主のために喜んで働き、粗末にあつかえば、すねて持ち主に反抗するだけでなく、時には腹立てて食ってかかる。けがをするというようなことはこうした場合が多いとあります。

道具を大切に扱い、喜んで働いてもらえるよう手入れを十分に行なっていきたいと思います。