従業員からの情報発信 第19回
従業員からの情報発信第19回です。社内の緑化帯ではポーチュラカの花が綺麗に咲きました。
今回は梯さん上村さんの定年祝いを兼ねた懇親会と久間社長の社外講演の様子、そして安城市民会館で行なわれた倫理研究所の活力朝礼の研修の様子を紹介します。又、5S活動紹介として作業着及びマットの洗濯の様子をお伝えします。

花壇の様子
赤・白・黄色など多彩な色が印象的なポーチュラカが暑さに負けずに咲いています。
ポーチュラカは別名ハナスベリヒユと言い、世界の熱帯、亜熱帯地方が原産です。

プランターに植えたポーチュラカ

真ん中にひまわりも植えました

ひまわりももうすぐ咲きます
7月の懇親会
今回は、梯さん上村さんの定年祝いを兼ねて、前回同様に会社の食堂を利用した懇親会を行いました。
社長から定年を迎えたお二人に感謝の言葉と記念品の贈呈があり、梯さんの乾杯の音頭の後宴会がはじまりました。






今回のメニューはギョーザ・麻婆豆腐・手作りおろしハンバーグ・肉味噌ソーメン・サラダ・明太スパゲッティ・五目おにぎり等でした。そして、ワインやローストビーフ、すいかなどの差し入れもありとても豪華でにぎやかな会となりました。
7月に定年を迎えた梯さんと上村さん

  梯さんと上村さんは共に昭和43年に入社以来42年間、組立技術者として活躍され、会社の発展と共に歩んでこられました。会社生活を振り返ってお2人に感想を聞きました。
 上村: 高校を卒業して東和で働くことになり九州(熊本)から上京する日、期待と不安な気持ちで夜行列車に乗ったことを今でも鮮明に覚えています。こちらでは色々な仕事をさせてもらいました。SVとして海外へ行くという貴重な経験もしました。今後は後輩の指導という立場で自分の出来る限りのことをして行きたいと思います。

 梯 : 東国原知事で有名な宮崎県の出身です。高校までは親元から離れたことがなく、こちらで初めて寮に入り団体生活を経験しました。
二十二歳の時、東和での海外出張第1号としてはじめて台湾へ行きました。その後、東南アジアをはじめ、アメリカ・メキシコなど様々な国に出張し、他ではできない良い経験が出来ました。これらの経験を生かして今後の人生を有意義に過ごして行きたいと思います。
社長の倫理法人会講話

7/28(火曜日)に豊田市北準倫理法人会にて、当社久間社長が「船乗りの極意を経営に生かす」というテーマで講話を行いました。

久間社長は、防衛大学校を卒業後、海上自衛隊に配属されましたが、29歳のとき除隊し、叔父の後を継ぎ東和精機に入社し現在に至っています。
海上自衛隊と会社経営とは所違えど原理原則は同じと、船乗りの格言と会社経営&純粋倫理は共通であることを、パワーポイントの画面を使って会員の方々にわかりやすく説明しました。


  船乗りの格言と会社経営&純粋倫理(1)
スマートで目先が利いて几帳面、これぞ船乗り!

スマート
・知的な賢さ=船乗りに限らず要求される。
・颯爽とした着こなし=制服を着た外交官
倫理との共通点=第11条、万物生々(ものはこれを生かす人に集まる)
  船乗りの格言と会社経営&純粋倫理(2)
目先が効く
・船は急に止まらない、回らない、常に速めの回避行動
・自然現象(気象、海象)の予知が必要
・自艦の計画に対しPDCAサイクルを常に回す。

倫理との共通点=第12条、捨我得全(得るは捨つるにあり)
(十分に研究調査し、準備を完全にして、時が来たと思えば一気かせいにやってやってやりぬく)

倫理との共通点=第15条、信成万事(信ずれば成り、憂えれば崩れる)
(練習をするということ〜、動かぬ信念がそのことを成就させる)
  船乗りの格言と会社経営&純粋倫理(3)
几帳面
・威厳に満ちた艦容のための完璧な整備、清掃
・ささいなことにも後の大きな事故を防ぐために気をつける
「露天甲板に水溜まりなし」「ハンドレールに緩みなし」
・他船の動向、わずかな気象、海象の変化、各種センサーの変化にも常に気を回す。
・桜の花を爪楊枝で拾う。

倫理との共通点=第13条、反始慎終(本を忘れず、末を乱さず)

まとめ
・船乗りの格言でさえ、会社経営に通ずる。
=一芸に徹することが、普遍の原理にもなる。

・純粋倫理はとてつもなく偉大で、
どんな職業にも適用できる。

=船乗りとしてあるべき姿を含有してしまう。
=ことを成した人は一様に、この存在を知らなくとも純粋倫理を実践した人に他ならない。
=不変の法則と心得え、その体得と実践に心がけます。


93年に水雷士として配属された
練習艦の「やまぎり」

朝礼研修
月12日に、安城市市民会館で朝礼研修が行われました。朝礼研修とは、活力溢れる朝礼の実施を目指すための研修です。当社は、倫理研究所の職場の教養、万人幸福の栞を輪読する朝礼を行なっています。活力朝礼を実施するため、当社社員もこの研修に参加しました。

今回の講師は、倫理研究所 泉 憲治氏です。始めに、朝礼についての講義があり、二人一組になってお辞儀の仕方など実践しました。


研修の様子、感想を聞きました


泉 憲治氏

研修に参加して
 
 活力朝礼は、テンポ・タイミング・大きな声が重要で「気をつけ」の姿勢、「挨拶」の練習を通じて気持ちを一つに合わせることの大切さを感じました。また、他社の人達との練習も刺激になりました。(真野)


 朝礼研修に参加し、一日の仕事を始めるに際して、社員同士がお互いに心のけじめをつける事が大切で、その第一歩が朝礼であると言う事と朝礼を単なる「報告・連絡・相談」という場で終わらせず、「教育の場」として活用すれば、人間的にも大きく成長できる事を学びました。そして、朝礼を活力ある朝礼にしなければならないと感じました。(山本〔将〕)




腰を痛めないきちんとしたお辞儀の
仕方を説明して下さいました


二人一組になって挨拶の実践


 私は、以前、ナイトセミナーで活力朝礼の実演を見たことがありました。当社でも朝礼を行なっていますが、活力朝礼に比べると程遠く、レベルアップを図るための研修となりました。泉講師により、活力朝礼の目的・効用の講義を受けたあと、挨拶の基本動作、朝礼実習へと続きました。とにかく明るい声、明るい表情、正しい姿勢、正しい動作、テンポを求められます。周りと気をあわせるのはもちろんです。とにかく一生懸命大きな声を出し過ぎて声がかれてしまった人もいました。活力朝礼を行なうことで、社員同士がお互いの心にけじめをつけ、チームワークを向上させ、仕事上の目的・目標を正しく認識して行動できる。このことを今回の研修で学び取ることが出来ました。研修後、すごく元気をもらったようで気持ちがスッキリしていました。(山本〔瑞〕)





研修後半に職場の教養を
輪読しました
私が今回この研修に参加して、感じたことは、活力ある朝礼は、会社全体のやる気を起こし私生活と仕事場での気持ちを切り替えるためのスイッチのようなものだと感じました。現在、当社も活力ある朝礼を目指し取り組んでいますが、今回の研修は、その朝礼に必要な要素が数多く含まれており大変有意義な研修でした。(赤澤)



朝礼で使用している冊子
朝礼は、仕事に入るスイッチで皆で形と声と気持ちを合わせて実施することで、職場の空気も変わってくると思いました。活力朝礼の実習では、声が大きくて部屋を移動させられる位に実施したことで汗もかきすがすがしい気分でした。(大北)

作業着の洗濯とマットの洗浄

来客用帽子・白衣及び作業着の洗濯

来客用帽子・白衣は従来クリーニングに出していましたが、コスト削減の一環として自社で洗濯しています。
それに伴い、自分たちの作業着も一緒に洗濯機に入れて、水道・電気・洗剤の節約をはかっています。
作業着を家で洗う時、汚れのひどい場合は他のものと分けて洗濯をしないといけませんが、会社で行なえば同じ作業着だけまとまって洗うことが出来ます。

まず、汚れのひどいところに液体洗剤を付けて洗濯板でこすり洗いをします。その後洗濯機に入れて洗います。こうすることによってかなり綺麗になります。
綺麗な作業着を身につけることは、社会人としてのマナーであり、来客の方にも良い印象を与えますので、当社では服装には常に注意を払っています。

汚れのひどい所には
液体洗剤を付けこすります。

洗濯板の上でブラシでこすります

フロアマットの洗浄

フロアマットは従来はレンタルマットを利用していましたが、こちらも、コスト削減の一環として自社で洗濯しています。
毎週水曜日は工場及び入口のマット、2週間に一度は玄関マットを洗浄しています。

当番が水曜日の午後に新しいマットを交換し、汚れたマットの洗浄を行なって干します。
下の写真のように斜めに干すと水切れが良いので乾燥も速いです。

油汚れのひどいところは
洗剤をじかにつけます

バケツの水で流します。

干すときは斜めに干すと
水切れが良いです。

洗濯の感想

 水曜日の午後、15分くらいかけて作業着の洗濯及びマットの洗浄をしています。
毎週やっているとコツがわかってきて、要領よく短時間で出来るようになりました。暑い時期なので汗だくになりますが、汚れがとれてきれいになるととても気持ちがいいです。(榊間)