従業員からの情報発信   第17回
従業員からの情報発信第17回です。
今回は倫理法人会のモーニングセミナーに参加させていただきましたのでその時の様子をお伝えします。そして遠くインドのメーカが機械を購入して下さり立会いの為来社されましたのでインタビューさせていただきました。
又、東和図書館、置き薬について及び5S活動紹介として消防ポンプ放水訓練点検の様子をお伝えします。

 桜の開花

今年は、桜の開花が例年より早いと予想されていましたが、三月中頃からの寒さが影響し、開花もほぼ例年並となり、社内の桜も下の方から徐々に咲き始めてきました。




ちなみに、当社より15分くらいの所にある岡崎公園では、岡崎城の天守閣とともに眺める夜桜はとても美しく花見客で賑わっています。そして四月初旬の家康行列の時には遠方からの観光客も多く訪れます。又、一方、安城市内の「デンパーク」では薄墨桜を始めとして多くの種類の桜が楽しめます。

モーニングセミナーについて
当社は、昨年9月より倫理法人会の会員になりました。
倫理法人会とは・・・
 社団法人倫理研究所の法人会員の組織です。会員数は、50,000社にのぼります。
「企業に倫理を、職場に心を」をスローガンとして様々な活動を行っています。
その活動の一つに、経営者モーニングセミナーがあります。毎週1回、早朝6時半から開催されます。
”経営者”とありますが、会員企業の社員も自由に参加できて、毎回、いろいろな企業経営者による話や会の役員による話を聞くことが出来ます。



講演者の恩田氏

3月14日(土)に岡崎ニューグランドホテルにて行われたモーニングセミナーに当社社員15名が参加しました。講演の前に、万人幸福の栞の輪読があります。朝から声を出して本を読むことはあまりないことです。当社社員も進んで輪読に参加していました。

早朝からセミナーに参加することは、大変だと思われる人も多いと思いますが、朝早く起きることでその日一日を有効に使うことが出来ます。


参加者の感想

今回のモーニングセミナーのお話で、一番印象に残っている言葉が、「一期一会」「振り向けば、ご恩を受けた人ばかり」です。今まで、いろいろな人に助けられてきていると思い、また、これから会う人も大切にしていきたいと思いました。(柴田)

早起きは、ちょっときついかなと思っていましたが、モーニングセミナーに参加した日は、一日いろいろなことが出来て充実した日となりました。これから休みの日でも、早く起きることを心がけたいと感じました。また、講演会で話を聞くという事が今まで無かったのでいい機会でした。(榊間)

普段、セミナーなどで、人の話を聞く機会がありません。今回は、どんな雰囲気のセミナーなのかと思いながら参加しました。少しユーモアを含めながら話をされるので、話が聞きやすくて良かったです。(谷口)

インドからのお客様
当社は、早い時期より製品の海外輸出を手がけてきました。東南アジア・北米・ヨーロッパへ展開しています。
3月9〜13日の1週間、当社の自動歪取機を導入されるインドの大手メーカーのエンジニア:Kulkarni氏が来社されました。
お忙しい中、快くインタビューに応じて下さいました。


東南アジア・北米・ヨーロッパへ
輸出してます


インドの国旗
海外からのお客様が来社の時は
国旗を揚げています
会社について

 Q1: 御社の事業内容を教えてください。
 A:  発電機の製造をしています。

 Q2: 製品は、海外へ輸出されていますか?
 A:  はい、イギリス・アメリカ・オーストラリア・シンガポールへ輸出しています。

残念ながら、日本へは輸出を行っていませんが、日本企業と技術提供をしているそうです。

 Q3: 当社の最初の印象を教えてください。
 A: すばらしく組織化されていますし、コミュニケーションがとても良いです。また、社長自ら送迎や食事の案内をされるのでとても驚きました。


インタビューに答えるKUIKARNI氏


 
Q4: どんな日本食を食べましたか?
 A:  料理名は分かりませんが、いろいろな料理を食べました。

様々な理由で、日本での食事を制限されてしまう外国の方が多いのですが、Kulkarni氏は、魚・卵・鶏肉も大丈夫だと話されました

 Q5: 仕事では、いつも何語で話をしますか?
 A:  主にマラティ語で話します。ヒンドゥー語や英語も使います。

インドには、主要言語が14種類もあります。国内で北と南では、公用語のヒンドゥー語が通じないこともあり、その時は、英語で話をするそうです。

東和図書館について

昨年8月よりミーティングルームに「東和図書館」が設置されました。致知出版社から発行されている人間学の本を中心に現在約80冊の本が有りますが、月に2〜3冊程度増えています。貸出方法は一般の図書館とほぼ同じですが貸出期間は1ヶ月で多い月は20冊くらいの貸出がありました。

本は自分で買ったり、公共の図書館で借りたりすることもありますが、会社の図書館の良いところは、普段自分では読まない本があり、手軽に借りられる所だと思います。人間学の本は難しい本もありますが、涙が出るほど感動する本もあります。今回は「山村洋子さんの赤い自転車に乗って」を紹介し、読んだ人に感想を寄せてもらいました。


人間学図書館

「人生に生かす易経」
中国古典の四書五経のひとつの易経
のことが分かり易く書かれています

人間学の本いろいろ

「赤い自転車に乗って」
山村洋子著 

「赤い自転車に乗って」 この本は著者山村洋子さんの自伝で、雑誌「致知」でも紹介されました。

自分で人生を切り開けば何度でも立ち上がれる。
酒に溺れた父の家庭内暴力、理不尽な失業、2度の破談を経て、NTTではテレフォンカードを一人で2億円を売り上げるトップ営業マンになった。昇進の内示を蹴って挑戦した学校の立ち上げでまさかの解雇‥。
来る日も来る日も赤い自転車に乗り、職探しに1日30キロを走り回った。その後立ち上げ、数多くの企業、大学で教え、10年間で700回の講演をこなした。
今いるこの場所で”必要な人”になりたい。そういう努力をしていれば、必ず道はひらける。
   読み終わって
この本を読んで、私が、今まで大変だとかつらいと思っていたことは、著者の山村さんが経験してきたことに比べると全然大変なことでもつらい事でも無かったことが分かりました。そして、大変恵まれた環境の中で暮らしている事を改めて感じさせられました。また、努力をして道をひらいた山村さんのように、何事にもすぐに諦めることなくやり通すことが必要だと思いました。(永谷)

  置き薬について
置き薬は福利厚生の一環として昨年から設置されました。
昔の富山の薬売りのように、薬が置いてあり毎月使った分だけ請求されるシステムです。家庭用常備薬の絆創膏・傷薬・かぜ薬・胃薬・正露丸・頭痛薬・シップ薬などが入っています。

5S活動紹介

毎週金曜日の午後3時〜5時までは社内5S活動を行っています。5S活動とは整理・整頓・清潔・清掃・しつけの5Sで、全員参加でグループに分かれ、社内の清掃・床磨き・トイレ掃除・洗車・消防ポンプの点検および清掃・街道筋の清掃などを行っています。

今回は毎月1回行っている消防ポンプの試験放水訓練ならびに清掃について内容及び感想や苦労している点などをお伝えします。

ちなみに、当社は安城消防署より自衛消防隊として登録されております。火災発生時には緊急出動出来るよう、ポンプ車がいつでも全力発揮できるように試験放水し、社員が誰でも使用出来るようにと訓練をしています。


手順としては、まず、消防ポンプを防火水槽近くに移動します。
給水ホースを水槽に入れ、エンジンをかけます。1ヶ月も動かしていませんので、かかりにくいことがしばしばあります。
エンジンがかかれば、ポンプにて水を吸い上げ、放水をします。

放水は水槽めがけて、水を外に出さないようにします。なぜならば水道より循環させてなく、雨水のみの循環なので水を大切に扱う必要があるからです。


約10分放水後、ホースを丸めて、片付け、消防ポンプをウエスできれいに掃除し、時にはワックスをかけます。
最後は防火水槽に落ちている桜の葉を網で掬い上げ掃除をし、その周辺も掃き掃除をして終了します。

万一火災が発生したら、すばやくポンプを出して放水できるよう、練習する意味もありますので、社員全員が、放水出来るように訓練しています。(伊藤)


消防ポンプ試験放水の感想


ポンプの放水は思ったよりも水圧が高く、しっかり持っていないと後ろへ飛ばされてしまいそうで大変です。
しかし、もし万一火災が発生した時、地域の役に立てることになるので一生懸命取り組んでいます。(竹内)