従業員からの情報発信 第21回

従業員からの情報発信 第21回です。
今月は11月に安城市民会館で行なわれた岡崎市倫理法人会主催の朝礼研修に参加したときの様子と東和図書館の本の紹介及び消防訓練の様子、そして技能検定合格者の紹介をします。

活力朝礼研修レポート


11月13日(金)に岡崎市倫理法人会主催の朝礼研修が安城市民会館であり、当社社員22名が参加しました。
今回の講師は、社団法人倫理研究所 法人局の有坂宏一氏です。

まず始めに、活力朝礼の目的と効用についての話がありました。
活力朝礼のねらい    1.全員参画の実現  2.気を合わせる  3.完全燃焼のスタートラインをつくる

朝礼は、単なる「報告・連絡・相談」の場で終わらせずに「教育の場」として活用すれば、日々繰返し行なえるため、その効果はとても大きいことや社風や人的質を向上させる大きな力を秘めていることを教えていただきました。

続いて、基本動作の確認を行ないました。全ての基本は「気をつけ」の姿勢です。ポイントは、明るい表情明るい声正しい姿勢正しい動作です。

最後に、7、8人のグループに分かれて朝礼実習をおこないました。グループ内で、朝礼の進行者、挨拶のリーダー、職場の教養リーダーと役柄を決めての実践です。岡崎市倫理法人会の役員の方が、各グループの指導にあたって下さいました。
他社の社員方々と一緒に実習を行うことで、いつもとは違う緊張感の中での実習となりました。今回初めて参加の人も、練習を重ねていくうちに大きな声を出して挨拶や輪読を行なうことが出来ました。最後にグループ別で発表を行いました。練習の成果が出ていて元気のある朝礼を行なうことが出来ました。

グループに分かれての実習

グループ別で発表

発表の様子
朝礼研修の感想

講師の方のお話の中に、ディズニーランドのリピータのアンケートで、アトラクションの良さよりもキャストの方達の接客の良さが最大の理由に挙げられていたということを知り、あいさつなどの効用の大きさを改めて感じました。(榊間)


本の紹介

昨年よりミーティングルームに「東和図書館」が設置されました。致知出版社から発行されている人間学の本を中心に現在約120冊ほどの本があります。貸出方法は一般の図書館とほぼ同じですが貸出期間は1ヶ月で多い月は20冊くらいの貸出がありました。
本は自分で買ったり、公共の図書館で借りたりすることもありますが、会社の図書館の良いところは、普段自分では読まない本があり、手軽に借りられる所だと思います。人間学の本は難しい本もありますが、涙が出るほど感動する本もあります。

今回は、「死ぬときに後悔すること25」大津秀一氏(致知出版社)の本を紹介したいと思います。


死ぬときに後悔すること25」大津秀一氏

この本には、三十代前半の若さで千人の患者さんの終末期を見届けた緩和医療の専門医である著者の「後悔のない人生を送るために大切な心得」が書かれてあります。

緩和医療とは、終末期の患者さんの痛みや苦しみを和らげる医療のことです。

人は死ぬ間際に、このようなことを後悔しています。

読めば、きっとあなたの人生が変わります。



「死ぬときに後悔すること25」
  1. 健康を大切にしなかったこと
  2. たばこを止めなかったこと
  3. 生前の意思を示さなかったこと
  4. 治療の意味を見失ってしまったこと
  5. 自分のやりたいことをやらなかったこと
  6. 夢をかなえられなかったこと
  7. 悪事に手を染めたこと
  8. 感情に振り回された一生を過ごしたこと
  9. 他人に優しくしなかったこと
  10. 自分が一番と信じて疑わなかったこと
  11. 遺産をどうするかを決めなかったこと
  12. 自分の葬儀を考えなかったこと
  13. 故郷に帰らなかったこと
  14. 美味しいものを食べておかなかったこと
  15. 仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
  16. いきたい場所に旅行しなかったこと
  17. 会いたい人に会っておかなかったこと
  18. 記憶に残る恋愛をしなかったこと
  19. 結婚をしなかったこと
  20. 子どもを育てなかったこと
  21. 子どもを結婚させなかったこと
  22. 自分の生きた証を残さなかったこと
  23. 生と死の問題を乗り越えられなかったこと
  24. 神仏の教えを知らなかったこと
  25. 愛する人に「ありがとう」と伝えられなかったこと

人間学の本いろいろ

「死ぬときに後悔すること25」
本の紹介

毎月一回金曜日の就業後、月刊「致知」の中の指定されたトピックを読み、4〜5人のグループに分かれて読後感を話し合い、最後に各グループのリーダーが班の意見を3点ほどに絞りまとめて発表します。

月刊「致知」

「致知10月号」のトピック
遺伝子をオンにして死ぬときに後悔しない人生を

9月18日(金)の人間学研究会で「致知10月号」のトピックの中から、大津氏と村上氏の対談「遺伝子をオンにして死ぬときに後悔しない人生」をテーマに話し合いました。


 病気にならないような生活をすること(健康・タバコ等)
  世の中には治せない病気が非常に多いこと、病気になったら病院に行けばなんとかなるわけではない。 
  自分の体は自分で守ることが大切

 人間の体には死を見据えたとき、オンになる遺伝子がある
  今日しかない、今しかないという気になれば日頃できない事が出来る。
  自分の人生に全力をそそぐこと。その為には苦手な事にもチャレンジ。

 元気に暮しているうちから死を意識して何でも先延ばしせず行動をおこし、感謝の心を伝えること
  気づいたらすぐにやることの大切さ
   ありがとうと素直に言うこと。

研究会に見学者の方が来社されることがあります。

10月26日(月)には岡崎市倫理法人会の会員の方の中から副会長 杉本氏と幹事 兵藤氏に参加をいただき、会の終了後に感想をいただきました。

杉本氏

兵藤氏


消防訓練

11月27日(金)に、当社の消防ポンプの操作方法について、消防署の方に指導を頂きました。

当社は安城消防署より自衛消防隊として登録されております。火災発生時には緊急出動出来るよう、ポンプ車がいつでも全力発揮できるように、普段は、1ヶ月に1回、5Sの時間に消防ポンプの試験放水をし、社員が誰でも使用出来るようにと訓練をしています。

今回あらためて、ホースの持ち方、伸ばし方、継ぎ足し方、巻き方、放水の仕方を習うことができました。

消防訓練の様子




ホースの伸ばし方


ホースの巻き方


ポンプ車の操作


ホースを繋ぎあわせます


実際に放水を始めます



技能検定試験

毎年、技能検定が行なわれています。

技能検定は、技能に対する社会一般の評価を高め働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的としています。実技試験と学科試験が行なわれます。
今年度、前期試験で機械加工グループの松橋さんと宮嶋さんが機械加工(フライス作業)3級に合格されました。

合格レポート 松橋 さん
試験に向けてどんな準備をしましたか?

    学科試験に関しては、機械加工に関する本を読んだり過去問題を勉強し、図面を暗記してしまうくらい繰り返し行ないました。
また、実技試験に関しては、試験会場が試験前から開放されていたので、毎週土曜日に通って、試験で実際に使用する機械を使わせてもらい繰り返し練習しました。
受験した感想をお願いします。

    時間を計って練習をしていましたが、実際に試験を受けてみると予想していたよりも時間を多く使いました。試験会場の雰囲気で緊張して慎重になっていたのだと思います。時間内に上手に仕上げることは、試験だけでなく、実際の仕事においてもとても重要なことなのでとてもよい勉強になりました。
今後の抱負をお願いします。

    フライス2級もしくは、旋盤の3級を受験してみようと考えています。

合格レポート 宮嶋 さん
試験に向けてどんな準備をしましたか?

    学科試験は過去問題を繰り返し解きました。実技試験は、試験会場が試験前から開放されていた為、そこまで行って課題を何度も練習しました。
受験した感想をお願いします。

    前の年に受験をした人からいろいろアドバイスを受けていたので非常に助かりました。しっかり準備して試験に臨めたことも良い結果につながったと思います。
今後の抱負をお願いします

    今回は、3級を受験しましたがもっと技術を磨いてさらに上の級にチャレンジしていきたいです。