従業員からの情報発信 第12回
従業員からの情報発信第12回です。社内の緑化帯では「なんじゃもんじゃの木」に今年もみごとに花が咲きました。
今回は四月の懇親会とフレッシュな新入社員の紹介、そして機械加工技術の研修所「テクニアカレッジ」の紹介と参加者の体験報告をお伝えします。又、5S活動紹介として今回は洗車の様子をお伝えします。
なんじゃもんじゃの木
「なんじゃもんじゃ」の木の学名は「一葉(ひとつば)たご」の木です。明治時代、東京の明治神宮外苑の道路沿いにこの木があり、名前がわからなかったので「何の木じゃ?」と呼ばれているうちにいつのまにか「なんじゃもんじゃ」という名前になったそうです。社内の緑化帯に昨年植樹された「なんじゃもんじゃ」の木に今年も真っ白い花がみごとに咲きました。
なんじゃもんじゃ」の木と花
四月の懇親会
今回は川添さんの定年祝いと新入社員の歓迎会を兼ねて、先回同様に会社の食堂を利用した手作り宴会を行いました
今回のメニューは串揚げ・玉子焼き・ジャーマンポテト・豚汁・もやしとピーマンほうれん草料理・ピザ・焼きもち・おにぎり・いなり寿司、デザートではクレープ・おしるこなどでした。
前回の時よりもメニューの種類も量も増えて皆手際がよくなったような気がしましたが、基本的にはお酒さえあればワイワイと楽しく盛り上がれるような気がしました。
今回も豪華な料理が並びました 中でも石川さんの班のクレープに人気が集中しました。
○四月に定年を迎えた川添さん
川添さんは宮崎県の出身で、昭和42年に入社以来約42年間、機械加工技術者として活躍され会社の発展と共に歩んで来られました。定年後も嘱託として引き続き、従来の仕事と共に後輩の指導育成に携わって戴く事になりました。

質問:会社生活を振返って一言お願いします。

世の中が大きく変わる時期に社会に出(当社への入社)、さまざまな波に揉まれながら還暦を迎えることができました。これからは感謝の気持ちを忘れずに、自分の出来ることで貢献して行きたいと思います。
川添さんに社長からメッセージと記念品の贈呈です。
新たな仲間を紹介します
桜咲く四月に当社に新入社員が加わりました。仲川さんです。
仲川さんは大学を卒業後、東和精機に入社し、現在は組立グループで実習しています。今後はさまざまな部署で経験を経てから正式な部署に配属されて活躍して頂く予定です。
会社の印象や今後の抱負などをインタビューしました。
新入社員の仲川さん
質問1 学生から社会人になりどんなところが変わりましたか?
一言で言えば環境が大きく変わりました。この事は自分が今までどれだけ楽な場所にいたかということをを実感します。そして入社後直ぐに参加した管理者養成学校の新人研修で社会人としての最低限のマナーを身に付けることが出来たと思います。
質問2 当社に入社した動機は何ですか?
大学に入った時からとにかくもの造りがやってみたかったのが最も大きな理由です。更にこの会社はオーダーメイドで製品を作っていることに魅力を感じ入社しました。
質問3 当社に入社した感想をお願いします。
仕事は先輩が一から教えてくれる上、新しいことがどんどん学べているので有意義な職場だと思います。。
質問4 入社してからの喜怒哀楽を教えて下さい。
  • 喜‥‥入社して間もない私に先輩たちが親密に接してくれたことです。
  • 怒‥‥同じような失敗を繰り返してしまった時、自分に腹をたてます。
  • 哀‥‥最初の新人研修に行った時、自分自身の能力の低さを実感したときです。
  • 楽‥‥新入社員歓迎会でおもいっきり騒げた事です。
テクニアカレッジ研修に参加して
名古屋市の工作機械メーカー、タカハシテクニア鰍ノおいて「モノづくりを基礎から学ぶ場」としてテクニアカレッジが開講されています。
元々はベテラン社員から若手社員への技術伝承が目的の社内研修会としてスタートしましたが、口コミで新聞・テレビに取り上げられ、他社からの要望があり、社外の人も参加できるようになったそうです。内容は、図面の見方から始まり、刃物の知識や測定の仕方を学び、実習としてボール盤、フライス、旋盤実習があり、一つの作品が完成します。
研修で完成した作品
当社では、一人で何でも出来る社員をめざして、機械加工の担当者はもちろん、設計担当者、将来、営業・総務・設計・組立の職場に配属される人もこの研修に参加しています。
昨年から、順次、受講をはじめて既に6名が研修を終了しましたが、今回さらに3名が研修を終了しましたので、それぞれ体験報告をします。
終了証
まずは、昨年入社して、現在機械加工グループにて研修中の赤沢さんから感想をお願いします。
赤沢 私はこの研修に参加して、あらためてモノづくりの難しさ、奥深さを感じることができました。しかしそれと同時に図面の指示通りに加工できた時の感動を知る事もできました。この研修で学んだことを生かし、さらなる製品の精度を高めていきたいと思います。
次に、機械設計担当の大橋さんと山口さんの感想です。
大橋 今まで機械を使用した加工をほとんどした事がなかったのですが、今回のテクニアカレッジで、実際加工してみて、加工時に分かりやすい寸法の入れ方、実際どれくらいで加工できるかなど、今まで気づかなかった事が分かりとても参考になりました。今後は今回の経験を生かして設計していきたいと思います。
山口 図面の見方では、現在やっている仕事に深く関係しているので、内容は知っている事が多かったのですが、ここでは加工する側から見る図面の見方がわかり勉強になりました。測定器具の使い方を基礎から教えてもらい、そしてさまざまな種類の刃物の知識の習得、又、ボール盤の作業では段取りの大切さ、旋盤では安全に対する意識の大切さなどを学べて、日ごろ出来ないことが実際に目で見て触って感じることが出来た有意義な研修でした。
5S活動報告(洗車について)
毎週金曜日の午後3時〜5時までは5S活動を行っています。5S活動とは整理・整頓・清潔・清掃・しつけの5Sで、全員参加でグループに分かれ、社内の床磨き・トイレ掃除・洗車に加え街道筋の清掃も行っています。
今回は社用車の洗車について作業内容及び感想や苦労している点などをお伝えします。
洗車の様子 中の掃除
社用車は月に3回、リフト車は月に一回程度洗車し、ワックスは年に二回行っています。
洗車の手順はまず、マットを取り出し社内の雑巾がけ掃除機、汚れの多いところはマジックリンでふき取ります。次に水でボディーを流してほこりを取り、その後カーシャンプーで洗います。窓ガラスの中と外を雑巾で水拭きし最後に車の中を整えます。
社用車は会社の顔でもあり、客先の方が同乗する機会もありますので、常に清潔に保たれている事が大切です。
ガソリンスタンドなどの洗車機で洗車すればいいのではと思われるかもわかりませんが、自分たちで掃除することによって、常に汚さないように心がけるようになり、大切に扱うようになります。
また、大勢でやれば短時間できれいになり、掃除が終わって車がきれいになると、さっぱりとすがすがしい気持ちになります。
質問:洗車について感想をお願いします。
一つの場所に時間をかけすぎると、他の所ができなくなりますので、時間の配分が大切だと思います。また、前回の洗車から時間がたっている場合、汚れが取れにくいので、それがきれいになった時は良かったと思います。(高崎哲広談)
※お知らせ
6月6日(金)に人間学の雑誌「致知」を使った社内研究会の見学会が当社にて開催され、60社ほどの企業の方が見学される予定です。そこで、次回は号外としてその様子と、合わせて管理者養成学校のフォローアップ研修の様子をお伝えします。