従業員からの情報発信 号外
従業員からの情報発信、今回は号外として、6月6日(金)に人間学の雑誌「致知」をテキストにした、人間学研究会の見学会が当社にて開催され、60社ほどの企業の方が見学されましたのでその時の様子と、合わせて5月に行われた管理者養成学校のフォローアップ訓練の様子をお伝えいたします。
社内人間学研究会見学会
月二回、金曜日には人間学の雑誌「致知」をテキストにした社内人間学研究会が行われています。今回、致知出版社の主催で社外より約60社、70数名の方が見学されました。
第一部は人間学研究会の見学、第2部は見学者の方々との食事会ならびに質疑応答が行なわれました。

人間学の雑誌「致知」

はじめの挨拶

グループディスカッション中
(掲示してある経営理念にも注目されました)
  
グループディスカッション中
(見学者で満員の様子)

グループディスカッション中

グループリーダー発表@
  
グループリーダー発表A
室内が満席になるほどの大勢の見学者のため、皆、少し緊張した様子でした。普段の勉強会とは違う新鮮な雰囲気で勉強会が始まりました。いつものようにグループに分かれて、グループディスカッションをし最後にグループ代表者がグループでの意見をまとめて発表する形式です。各々が読んで感じたこと、ここから何を学べるかなど、自分の経験をふまえて意見交換が行なわれました。

グループリーダ発表B

グループリーダ発表C
  
社長より感想文優秀者に
記念品贈呈です。
グループの意見が発表され、最後に致知を一年間読んだ感想の優秀者の発表と表彰がありましたので紹介します。
感想文優秀者 谷口のり子
致知が贈られ、始めて読み出した時は「こう言う本があるんだ」位で読み出しました。書いてある内容にもあまり関心が無く1回読んで終わりにしていました。でも全社研究会をやることになり、皆さんの意見や社長の話を聞く内に「成るほどこう言う考え方も有りだし、こう言う思い方も出来るんだ。」と素直な気持ちで皆さんの話しを聞くことができました。
それなら一度で終わらせるのではなく、何回か読み直すことでもっと深い部分で感じることが出来るんだと思い、せめて3回は読む事にし、回数を増やして研究会に望みました。何回か読むと努力の足りない自分が見えます。感謝の無い自分がいます。幸せに気づかず、愚痴を言う自分がいます。涙が出てとまらない自分がいます。

今までこんな思いで読んだ本は無かったと思います。やはり会社全員のいろいろな捉え方、感じ方を聞き自分自身では感じれなかった所に線を引き、もう一度線を引いた所を自分に落とし込んで読み、感じ方、気持ちに少しの変化が出てきたと思います。

致知から人間として正しい考え方、感謝の心、よい思い、素直な心、触れ合う人物すべてに愛情を持つこと、そして大きな夢、目標を高く持ち、強い想いで努力することを学びました。どんなに立派な人でも皆壁にぶつかりながら成長し、今に至っている事がわかりました。何の苦労もなしで成功はない。一緒懸命やる事で周りの人が助けてくれ、そこにまた感謝することができるこの繰り返しだと強く思いました。
 感想文発表
 感想文優秀者 山本瑞生  
人間学研究会の勉強を始めて1年が過ぎました。当初は致知の本に登場する人達のすごさにびっくりし、又、自分と余りにもギャップがありすぎたため「自分はとうていついていけない」と思っていました。でも、1年間続けていくうちに、大きな1歩は望めないが自分ができる範囲で少しずつ少しずつ人間性を高めていこうと考え出してからは気が楽になりました。

いつか特集で、人は教えによりて人となるというトピックがありました。カンボジアで9歳の時に行方不明になった少女が18年ぶりに発見保護されたが野生化していてという話です。人は人に生まれるのではない、いろいろな教えによりて人となる。自分は人間学を学んでいくことにより、少しでもましな人間になるべく努力をします。人に感謝する事、人を尊敬する事、謙虚な気持ちを持つ事、これをモットーにして生きて行きたい。

学んで思って実行してゆくのは簡単ではないかもしれません。事実人間学を学んでいても、時折、野生が出る時もあります。毎週行っていた人間学研究会の終了後は、心がすがすがしくなっていたものでした。1年前の自分より、今の自分は人間性が少しましになったような気がします。
 感想文発表
見学会終了後の食事会

見学会の後には見学者の方と致知出版の方及び当社社長と社員数名の食事会がありました。通常は社員食堂として使用している所に一度に大勢の人が入って食事をしましたので多少狭く感じましたが、この日始めて「致知」の研究会の見学会で出会った方々が隣り合った席で名刺の交換をしたりしてすぐにうちとけて話がはずんでいました。

食事の後には質疑応答の時間がありました。
質問の内容としては、人間学研究会の開催方法についてが多く、月に何回くらい行うのか?グループ分けの方法は?一年間やった手ごたえはどうかなどでした。当社では月2回、グループ分けは1〜6の数字を順番に言っていき、1の人は1グループという班分けを行っています。最近では、終わった後各自、感想文を提出し社長が一人ひとりコメントを入れて返しています。


見学会の後の食事会

多くの方から質問がありました

質問に答える当社久間社長
以前にも社外の方を招いての見学会がありましたが、今回ほど大勢の方の中での研究会は始めてでした。見学者の方々のアンケートを拝見させて頂ましたところ、概ね賛同の言葉が多く書かれていてよい催しだったと思います。又、来月にも1社5〜6名の方が見学される予定です。これをきっかけにして、より多くの会社にこういった研究会の輪が広がっていくといいと思います。

フォローアップ訓練

5月17日、31日の2日間に分かれて管理者養成学校の訓練修了者(27名)のフォローアップ訓練が行なわれました。

講師の大きな声の挨拶から訓練が始まりました。発声、挨拶を何度も練習しました。最初は、声が小さいと言われていましたが、講師の掛け声もあり次第に大きな声が出るようになりました。部屋中に声が響きわたり、外にも聞こえるほどでした。管理者養成学校へ行っていた時の記憶が徐々に思い出されてきました。
自分が指導者になった時を想定してのミニ訓練があり、皆の前で指示をする際の掛け声や指示のタイミングを練習しました。人前にたって指示をすることは、普段なれていないためタイミングを合わせるのが少し難しい様子でした。 次に、行動力基本動作十か条を職場への落とし込みをグループで考えました。
また、礼儀についての講義があり、改めて礼儀とは何かを考える時間となりました。礼儀とは人間関係の潤滑油であり心を伝えるのに大切なものであることを学びました。そして、第一印象についての話がありました。第一印象は、メレビアンの法則によれば、言葉:7%、姿勢・態度・表情:58%、声の大きさ・明るさ:35%で決まるそうです。また、相手を見て15秒で第一印象は、決まってしまいます。日頃から、言葉遣い、姿勢、態度など気をつけたいものです。

挨拶の訓練の様子
   
    

    講師による第一印象の話
    
    

      ミニ訓練の様子1
     
    

      ミニ訓練の様子2 

今回は一日だけの訓練でしたが、内容はとても充実したものでした。一日中大きな声を出しての訓練でしたので、終了後は皆、力を出し切った様子でした。養成学校へ行ってから一年以上経つとその時の訓練してきたことを忘れてしまい行動できていない部分がありました。今回行ったことを実行できるよう心掛けたいものです。