従業員による情報発信第9回
                                 

今月は遠く九州・熊本から当社に入社した新入社員の紹介とトイレ掃除の便教会及び社外の方を交えて行われた人間学研究会の様子をお伝えします。

新たな仲間を紹介します
11月から東和精機の仲間として新しく加わりました赤澤郁哉さんです。
九州の親元を離れ当社に入社し、現在は業務Gr.にて検査の仕事をしていますが、今後は様々な部署で実習を経てから正式な部署に配属されて活躍して頂く予定です。

質問1:当社へ入社した動機は何ですか? 質問2:会社の雰囲気はどのような感じですか? 質問3:当社に入社した感想をお願いします。
便教会に参加してきました



当社5S委員(掃除の班長)11名は安城市の安祥中学で行われた便教会に参加してきました。便教会とはトイレ掃除を通じた学びの場です。
当日は、地元の方の他にも全国各地から150人もの方々が集まり、中学校のトイレ20箇所くらいを一班10人くらいずつに分かれて掃除をしました。素手で1つの便器を30分くらいかけて丁寧に磨きました。「掃除道」の本を書かれたイエローハット相談役の鍵山秀三郎先生をお招きし、「西三河掃除に学ぶ会」の皆さんたちから、道具の使い方や洗剤の着け方、ホースでの効率の良い水のまきかた、後片付けなどを習いました。





初めと途中のミーティン(自己紹介・休憩)

当社の5S掃除も約3年となり、鍵山先生の「掃除道」の本を参考にして、かなり徹底してやっている方だと思っていましたが、この会に参加してまだまだ足らない点が多かったと、早速会社に戻って参考にしました。一番驚いたのは、脚立をもって行き蛍光灯まで外して掃除していたことでした。また、水や道具をとても大切にしていました。

       
道具は箱に整理整頓されて用意されていました。           道具は掃除の前に箱から出して入口に並べます。           後片付けはバケツ3個に水をためて順に隣に送って濯ぎます

 トイレ掃除を素手でするの?業者の方にまかせておけば?との疑問があると思います。
しかし、トイレを磨くことによって気づきや感動が生まれます。
人の骨折りや苦労がわかる人になります。自分自身を磨くことが出来ます。
無心で掃除に取り組むことでその人の考え方、生き方が変わり人格が高まっていき、職場・学校・社会が変わります。
今回は「便教会総会」ということで、前日午後から安城市市民会館で教育に関する講演会及び鍵山先生と実践報告、意見交換、質疑応答などがあり、夕食交流会がありました。私たちは二日目のみの参加でしたが、中には東京・姫路・長野などから前日、新幹線等で来てホテルで一泊してこの会に参加された方もみえました。他にも九州や京都からみえた方もいました。
今まで私の知らないところで掃除ということに、これほどまでに熱意を持って取り組んでいる方々が居ることを知り大変驚きました。
そして半日トイレ掃除し終わった後に食べた昼食のカレーライスの味は今でも忘れられません。
最後に、全国各地から集まった方々から色々なお話を聞くことができとても貴重な時間を過ごすことができ感謝しています。(榊間)

社外の方をお招きしての人間学研究会について

毎週金曜日に、社内勉強会を行なっています。
人間学の月刊誌「致知」を読み、各分野で一道を切り開いてこられた方々の生き方や考え方にふれることができます。これを題材にして、自分の思ったことをまとめて発表し、人の意見に耳を傾けて様々な考え方を学びます。そして人間的に成長することを目的としています。
今回は、キャノン電子社長の酒巻氏のインタビュー記事でした。酒巻氏は会社の業績を伸ばす為に独自のルールをつくられました。その中で「従業員駐車場のとめ方」については小さなルールを守ることの大切さを知り、「会議の進め方、パソコンの使用」については仕事を効率良くする為に参考となるものでした。(永谷)

今月の全社人間学研究会は社外の方を交えて行なわれましたが、参加された「イクサム」副社長の平林昭典氏に勉強会の後アンケートに協力していただきました。1年後には両社で合同勉教会を開催する予定です。



質問1:人間学研究会を見学した感想はいかがでしたか?

質問2:東和精機の第一印象はいかがでしたか?


編集後記

便教会も人間学研究会も社外の方との交流ということで、普段と違った経験ができて良かったと思いました。今後もこういった機会があれば是非参加してみたいです。(榊間)
人間学研究会は、他の人のいろいろな話を聞くことのできるいい機会だと思いました。思ったことをまとめて人前で話すことがなかなかできませんが、これからも続けて参加したいです。(永谷)